FLORAL DIARY

イギリス買付日記④ Totnes トットネス 続き

ダーティントンという美しいヴィレッジにも連れていってもらいました。

ダーティントンは、インドの詩人・タゴールに影響を受けたイギリスの地主階級の富豪Leonard Elmhirst とDorothy夫妻によって1920年代から作られたヴィレッジで、アーツ&クラフトの思想と、理想の農村復興を体現したものです。1926年にはバーナード・リーチも夫妻に招かれ滞在し、アートヴィレッジの完成に尽力しています。

1952年には、バーナード・リーチを中心に17か国122名が参加する国際工芸家会議とアーツ・カウンシル共催の展覧会が開催されました。日本からは柳宗悦と濱田庄司が参加。柳の講演と濱田のろくろ成形の実演は欧米の参加者にも深い印象を残しました。産業化、工業化が進む中、スタジオ・クラフトや小さな工房のありかた、工芸家の役割をめぐって熱心な討議が交わされたそうです。

中世の貴族の館は、現在ではホテルになっており、レストランも併設されているので結婚式なども行われます。バスルーム共有の手頃なお部屋から、スウィートルームまであるそうです。こんなところにのんびり滞在出来たらいいですね。

その他にも芸術大学、環境研究所、公園、劇場、アートセンター、クラフトショップ、フードストアなどが緑の中に点在する素晴らしいヴィレッジになっています。近隣の人々の生活の場であり、子ども達の楽しい遊び場であり、学びの場所であり、憩いの場所です。

 

サステナビリティやエコロジカルを重視した経済や科学、農業や心理学などを横断的かつ実践的に身につける Holistic Science という学問体系を学べるシューマッハカレッジもこのダーティントンにありますので、ご存じの方は多いかもしれません。

そして、夜は、

オーガニックファームレストランに連れていってもらいました。オーガニック野菜の宅配の先駆けで有名な「Riverford」の農場があり、レストランが併設されているのですが、とても人気なのだそう。その理由は行ってみたら本当に納得だったのですが、ランチはすでに満席で予約が取れず、ディナーに行って参りました。

ディナーの開始時間は決まっており、メニューも決まっています。そして大きなテーブルを知らない方とも一緒に囲み、大皿のお料理をシェアしていただくという変わったスタイルなのです。

お隣の農場で採れたばかりの野菜はみずみずしく濃厚で、何もしなくても充分美味しいと思いますが、こちらのお料理は、ハーブやヴィネガー、フルーツなどで複雑に味付けされ、とっても美味しい。

日本でも外国でも“オーガニック料理”の創成期を知っている私たち世代は、お世辞にも美味しいとは言えない料理やレストランを一度は経験していると思いますが…(*_*;…

本当に美味しかったです!ボリュームも満点ですが、シェアしますので、若い方もご老人もご自分の食べたい分だけを食べれば良いのです。ベジタリアンではなく、この後さらにお肉料理、デザートと続きます。

デザートは、テーブルごとにカウンターに呼ばれ、10種類ほどのデザートの中から好きなものを2種類選んで取り分けてもらいます。これも濃厚な乳製品のお蔭もあるでしょうか。どれもとても美味しかったです。器も一人一人違うヴィンテージのものがセッティングされていて、それもまたさりげなくて素敵でした。

今月の畑

何が採れるか、どんな作業をするのかを書いたボードが壁にかけられています。

そして、そのお野菜の中から決められる本日のメニュー。

ランチの場合は、お食事前に農場を歩くツアーに参加出来るそうですので、それもまた次回の楽しみにとっておきたいと思いました。

短い時間でしたが、家族と楽しい、美味しい時間を過ごすことが出来ました。

さて、お仕事、お仕事!

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