FLORAL DIARY

ナショナルトラスト・トレリシック Trelissick

ゴールデンウィークならぬステイホームウィークとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

私も買い付けにもしばらくは行くことが出来なそうです。

写真は、昨年6月に行ったコーンウォールのナショナルトラスト・トレリシックガーデンです。現在イギリスのナショナルトラストの施設も全て閉園しているとのことです。一日も早く世界中に日常の生活が戻りますように祈りながら、トレリシックガーデンのレポートを書いてみました。

トレリシックは、イギリス南西部コーンウォールのファル川のほとりに広がる広大なガーデンです。雨上がりで緑も美しく気持ちのよい快晴の一日でした。

イギリスらしい川のほとりの景色とエキゾチックな植物が魅力的な庭園を抜けると、ギリシャ様式の柱が印象的な邸宅が見えてきます。

Trelissickの初期の歴史についてはほとんど知られていないそうですが、1280年のAssize Rollsという巡回裁判所に記録が残っています。邸宅としての原型は、1740年にエドモンドデービーによって建てられました。その後大掛かりな改築も行われますが、1825年にピーターフレデリックロバートソンによってトゥルーロのトーマスダニエルのために建てられた邸宅が現在の邸宅として引き継がれているようです。

1937年までトレリシックを所有していたレナードDカンリフは、陶器の収集家で美術史の研究家でした。彼の継娘イダは、英国4大名窯のひとつ「スポード」の前身である「コープランド」の一族であるロナルドコープランドと結婚。スポードコープランドの作品を共に作り、さらにコレクションも増やしました。

1937年にトレリシックは、アイダとロナルドコープランド夫妻に引き継がれました。

ロナルド亡き後、トレリシックがナショナル・トラストに寄贈された際、所蔵品の多くはオークションにかけられましたが、それでも、1826年にジョサイアスポード2世がウィリアムテイラーコープランドに与えたデザートサービスなど、いくつかの貴重な品はナショナル・トラストが取得しています。

ちゃんと器が写っていませんが、こちらは、トレリシックの庭園のシャクナゲをストーク・オン・トレントのコープランドでプレートにしたものです。

重厚な邸宅内にあって、とても可愛らしかったカフェではクリームティやケーキを皆で楽しみました。

ナショナルトラストはどこもショップが併設されており、ガーデニンググッズやステーショナリーや雑貨が充実しているので、それも楽しみの一つです。

こんなのどかな日々が早く戻りますように。

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