FLORAL DIARY

益子とセントアイヴスと

先日お休みをいただき、とても見たかった展示を見に益子に行ってきました。

昨年は、弟家族と母と、念願だったイギリス南西部セントアイヴスのリーチポタリーを訪ねることが出来ました。昨年のダイアリーを見てみましたらまだその様子を書いていませんでしたので次回またアップさせてください。

今年は、バーナード・リーチと濱田庄司がそのリーチポタリーを開窯して100年の記念の年ということで、益子の濱田庄司記念益子参考館でも「リーチと濱田」展が開催されています。

濱田庄司御本人やバーナード・リーチ、河井寛次郎の作品などに加え、17、18世紀のイギリスのスリップウェアをはじめ、日本、イギリス、オランダ、韓国、メキシコの素朴で美しい民藝品の数々を拝見することが出来ます。

ところで、「濱田庄司記念益子参考館」という名称は少しめずらしいなと以前から思っていたのですが、蒐集された貴重な品々を広く人々にも参考にしてもらいたいという濱田先生の思いから「記念館」や「美術館」ではなく「参考館」なのだそうです。入り口にも「館内撮影自由です」と貼り紙がしてあり、民衆の民衆による民衆のための工芸であるという民藝の趣旨もこういうところからも感じ取ることが出来るのかなと思いました。思えばロンドンのV&A博物館にも古いスリップウェアが多く収蔵されているのですが、こちらもまた「撮影自由」。写真に撮るよりも自分の記憶に残したいとは思いますが、「自由に参考にして勉強すれば良い」と言ってもらえているような気がします。

作品だけでなく、登り窯や作業場も拝見することが出来、移築された茅葺きのお住まいの一角も開放されており、ご一家が使用していたダイニングテーブルやベンチでお茶をいただくことも出来ます。

 

私は益子には陶器市のとても混雑している時にしか行ったことがなかったのですが、冬の益子もとても素敵でした。

 

濱田先生が使われていた手ろくろ。冬の日差しがとても美しい作業場でした。

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