FLORAL DIARY

イースター

 

昨日4月4日はイースターでした。ご案内しておりました通り、今年もPatisserieR玲子さんのイースターのお菓子を4日間に渡り販売させていただきました。お求めいただきました皆さまありがとうございました。

イースターは、キリスト教ではイエス・キリストが3日目に復活したことを祝う行事ですが、宗教的な意味合い以外にも、厳しい寒さに耐えた冬が終わり、草木が芽吹き、春がやって来ることへの喜びを分かち合い、命を慈しみ感謝を捧げる行事として古くから存在していたとのこと。今年は季節外れのあたたかな気候が続いているということもありますが、木々の緑が深くなり、いっせいに芽吹きはじめ、花々も開花していますね。

昨年から続くコロナ禍、まだ油断出来ない状況は続きますが、どんな時でも春が来て、美しく開花する花々を見ると気持ちが明るくなりますね。

昨年、国内外の観光客の消えたコロナ禍の鎌倉で、ひと際寂しく思う光景がありました。それは、人力車車夫の青木登さんが、空の人力車をひいている姿でした。青木さんは言わずと知れた鎌倉の人力車車夫のパイオニア。観光の方はもちろん、お宮参り、七五三などのお祝いや鶴岡八幡宮での婚礼の際は青木さんの人力車で移動し、記念写真を撮影する方がたくさんいらっしゃいます。

私自身、用事のある時以外この辺りを歩くことも少なかったですが、それでも空の人力車をひいている青木さんの姿は度々みかけました。ある時、フローラルの前を空の人力車で通られた時、少し立ち話をさせていただく機会がありました。「婚礼も全部キャンセルだし、お客さんは全然ないけどね、休むと体がなまっちゃうから空でも歩いているんだよ。」とのこと。「お互い頑張ろうね!」と言って颯爽と車を引いていかれました。

鎌倉の他のお店の店主さんたちからも、「青木さんすごく気にかけて声かけてくれるよね」という話はよく聞きました。ご自分の体力維持ももちろんあるけれど、きっと青木さんは鎌倉が暗く沈んでしまわないようにいつも通り元気に歩いてくださっていたんじゃないかなと思っています。

そしてイースターの昨日の朝、フローラル前の掃き掃除をしてると、とっても嬉しい光景を見ることが出来ました。ふと目を上げると角を曲がってくる人力車。車夫は満面の笑顔の青木さんです。そして、お客様が乗っています。もちろんお仕事中だから、「こんにちは!」「こんにちは!」と挨拶を交わしただけだったけれど、乗っているお客様も満面の笑顔でこちらにも挨拶をしてくださって、多分あちこちで声をかけられているんだろうなと想像してとても嬉しくなりました。

コロナ禍はまだ続くことと思いますが、何とかうまく避けていくしかありません。他の方と密にもならず、換気もばっちりの人力車はコロナ対策の意味でもぴったりではありませんか。ぜひ観光にお越しくださいとはまだ言えない状況かもしれませんが、鎌倉にお越しの際には人力車での鎌倉巡り、どうぞご検討ください。

鎌倉人力車&茶房 有風亭

http://yuufuutei.main.jp/kamakura/

 

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