FLORAL DIARY

コーンウォール

先日イングランド南西部のコーンウォールでG7サミットが開催されました。期間中ニュース映像を見てとても懐かしく、一昨年訪れた際の写真を探し出してみました。

州のほとんどが海岸線に面しており、白い砂浜や温暖な気候、イギリス有数のサーフィンポイントもあることからリゾートとしても有名ですが、数多くのアーティストが移住するアートと文化の中心地でもあります。

特にセントアイブスは、一度は訪れてみたかった憧れの場所でした。

19世紀前半までは漁港や船舶の寄港地として栄えていたセントアイブスでしたが徐々に衰退し寂しい風景になっていたそうです。転機を迎えたのは19世紀後半になって鉄道が通ってからのこと。温暖な気候を目指して海水浴客が訪れるようになり、観光の町として以前の賑わいを取り戻しつつありました。

この地にバーナード・リーチと濱田庄司がリーチポタリーを開窯したのはちょうどその頃、1920年のことでした。産業革命によってもたらされた大量生産品が世に溢れ出した時代、古来イギリスの民衆の生活の器であったスリップウェアの中に美を見出したことは、現代イギリス陶芸の転換期となり、それは現在もこの地に受け継がれています。その頃からリーチや濱田の他にも多くの芸術家達が移住し始め、一時下火になった時代はあるものの、1993年にはテート美術館のセントアイヴス分館が出来るまでとなり、現在では有数の保養地となっています。

リーチポタリー開窯から100年。コロナ禍で1年延期となっていましたが、現在益子町では「益子×セントアイヴス100年祭」が開催されています。濱田庄司記念益子参考館を中心に益子町各所でイベントが開催されるとのこと。9月12日まで開催されているので、その頃までには県をまたぐ移動も自由に出来ると期待して訪れるのを楽しみにしています。下にお借りした画像は、100年祭のロゴなのですが、濱田庄司とバーナードリーチの横顔に、文字はスリップ文字、色は、益子町をイメージした釉薬の茶色とセントアイブスの空のブルーとのこと。とっても素敵です。益子町で様々なグッズの販売もされているとのこと。ファンとしては待ちきれず、オンラインショップでトートバッグを購入しました。

はい。フローラルのオンラインショップも頑張って更新しなくてはいけません。

 

 

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