FLORAL DIARY

2021年4月

イースター

 

昨日4月4日はイースターでした。ご案内しておりました通り、今年もPatisserieR玲子さんのイースターのお菓子を4日間に渡り販売させていただきました。お求めいただきました皆さまありがとうございました。

イースターは、キリスト教ではイエス・キリストが3日目に復活したことを祝う行事ですが、宗教的な意味合い以外にも、厳しい寒さに耐えた冬が終わり、草木が芽吹き、春がやって来ることへの喜びを分かち合い、命を慈しみ感謝を捧げる行事として古くから存在していたとのこと。今年は季節外れのあたたかな気候が続いているということもありますが、木々の緑が深くなり、いっせいに芽吹きはじめ、花々も開花していますね。

昨年から続くコロナ禍、まだ油断出来ない状況は続きますが、どんな時でも春が来て、美しく開花する花々を見ると気持ちが明るくなりますね。

昨年、国内外の観光客の消えたコロナ禍の鎌倉で、ひと際寂しく思う光景がありました。それは、人力車車夫の青木登さんが、空の人力車をひいている姿でした。青木さんは言わずと知れた鎌倉の人力車車夫のパイオニア。観光の方はもちろん、お宮参り、七五三などのお祝いや鶴岡八幡宮での婚礼の際は青木さんの人力車で移動し、記念写真を撮影する方がたくさんいらっしゃいます。

私自身、用事のある時以外この辺りを歩くことも少なかったですが、それでも空の人力車をひいている青木さんの姿は度々みかけました。ある時、フローラルの前を空の人力車で通られた時、少し立ち話をさせていただく機会がありました。「婚礼も全部キャンセルだし、お客さんは全然ないけどね、休むと体がなまっちゃうから空でも歩いているんだよ。」とのこと。「お互い頑張ろうね!」と言って颯爽と車を引いていかれました。

鎌倉の他のお店の店主さんたちからも、「青木さんすごく気にかけて声かけてくれるよね」という話はよく聞きました。ご自分の体力維持ももちろんあるけれど、きっと青木さんは鎌倉が暗く沈んでしまわないようにいつも通り元気に歩いてくださっていたんじゃないかなと思っています。

そしてイースターの昨日の朝、フローラル前の掃き掃除をしてると、とっても嬉しい光景を見ることが出来ました。ふと目を上げると角を曲がってくる人力車。車夫は満面の笑顔の青木さんです。そして、お客様が乗っています。もちろんお仕事中だから、「こんにちは!」「こんにちは!」と挨拶を交わしただけだったけれど、乗っているお客様も満面の笑顔でこちらにも挨拶をしてくださって、多分あちこちで声をかけられているんだろうなと想像してとても嬉しくなりました。

コロナ禍はまだ続くことと思いますが、何とかうまく避けていくしかありません。他の方と密にもならず、換気もばっちりの人力車はコロナ対策の意味でもぴったりではありませんか。ぜひ観光にお越しくださいとはまだ言えない状況かもしれませんが、鎌倉にお越しの際には人力車での鎌倉巡り、どうぞご検討ください。

鎌倉人力車&茶房 有風亭

http://yuufuutei.main.jp/kamakura/

 

今年の桜

 

春を通り過ぎて初夏のような気持ちの良い気候が続いていますね。

写真は先週26日のものですが、八幡さまの源氏池の桜です。今年も満開の美しい桜を楽しませていただくことが出来ました。

袴姿やお着物姿の若い方たちも多く見られました。今年は卒業式などは行われたところが多いようですが、その後のパーティーやお集まりが出来なかったことと思います。本当に気の毒なことだと思うのですが、青空に映える満開の桜をバックにお写真を撮ることが出来て良かったですねと心の中で声を掛けました。

 

 

こちらは、フローラルから塀を挟んで向こう側の鶴岡八幡宮・神苑ぼたん庭園です。その名の通り、4月から5月にかけての牡丹で有名な庭園ですが、桜もとても美しく、満開の時期に合わせて開園中です。

先週は牡丹はまだほとんどが蕾でしたが、これから次々と開花してくると思います。開園時間や開園日は変更が多いのでお出かけの際にはご確認くださいませ。

どんな状況であっても春は必ずやってきて、花々は美しく開いてくれますね。

フローラルからもまだまだ八幡様の桜を覗くことが出来ます。

宝戒寺

立春を迎え、春の始まりを感じさせる気持ちの良い青空に恵まれた一日でしたね。

開店前、フローラルから歩いてすぐのところにある「金龍山 宝戒寺」さんに行って参りました。

開基は後醍醐天皇、1335年(建武2年)創建の天台宗のお寺です。

秋の萩が美しく、萩寺としても有名ですが、一年を通して季節の花を楽しむことができます。

鎌倉の寺社では珍しく本堂に上がらせていただき、間近に座ってご本尊・子育経読地蔵大菩薩、毘沙門天、閻魔大王など貴重な仏像を拝観することが出来るのです。とても静かで美しい空間です。この日は他に参拝の方もいらっしゃらなかったので、しばし贅沢な時間を過ごしました。

裏に周ると早咲きの紅梅がとてもきれいだから見て行ってね。と声をかけていただき、本堂の裏手に周ってみますと、

見事な紅梅が青空に映えていました!

水仙、椿、紅梅、白梅、福寿草と、これからしばらくは春の花々を楽しませていただけそうです。

 

天台宗 金龍山 宝戒寺

鎌倉市小町3-5-22

現在は 開門9:30 閉門16:00

拝観料 200円(4月1日より300円)

初詣と左義長と

鶴岡八幡宮に分散初詣と、朝7時から執り行われた左義長神事に行ってまいりました。

静かな境内。狛犬さんたちもマスク姿です。

左義長神事とは、お正月に家々を訪れた歳神様がお帰りになる1月15日に神々さまをお送りする火祭りのこと。宮中や神社の境内に限らず、広場や畑、海岸などで行われる「どんど焼き」が一般には広く知られていますが同じものだそうです。

鶴岡八幡宮の左義長神事は、家々から持ち寄られたしめ飾り、松飾りなどを源氏池畔に造られた祭場で円錐形に積み上げ、斎火でお焚き上げされるものです。

神事の起源については諸説ありますが、徒然草などには「三毬杖(さぎちょう)」という火祭りに関する記述があるそうで、鎌倉時代には既に行われていたと考えられています。

穢れを祓い、その年の豊作を祈る意味もあるとのこと、新型コロナの早い終息を誰もが祈ったのではないでしょうか。

一日も早く平穏な日々が戻りますように。

鎌倉の紅葉・明月院

 

フローラルもすっかりクリスマス気分ですが、鎌倉はまだまだこれからが紅葉の季節です。

円窓から覗く美しい紅葉。明月院本堂後庭園です。後庭園はこの時期のみ季節限定公開されているのですが、この日は午後から参拝したので間に合わず残念でしたが円窓越しに見るだけでも十分に美しい景色です。この円窓は、悟りや真理、大宇宙などを円形で象徴的に表現したもので、「悟りの窓」と言われています。

正面入り口から桂橋を渡って

 

鎌倉石の参道へ。6月は両脇に美しいあじさいが咲き誇ります。参道を上がると山門の向こうに枯山水の庭園と本堂があります。

 

 

奥に進むと、開山堂とやぐらがあり、独特の静謐な世界が広がっています。

明月院

鎌倉市山ノ内189 (北鎌倉駅より徒歩10分)

9:00〜16:00 後庭園入園は15:00まで

鎌倉市・縁むすびカード

今日は鎌倉市民の方限定のご案内になってしまいますが、フローラルでも鎌倉市の「縁むすびカード」をお使いいただけます。縁むすびカードは、全市民に配布される5,000円分の電子商品券で、市内の事業者や中小店舗を応援するため、そして市民による市内での消費行動を促進するための鎌倉市の事業です。使い方は、お手元に届くカードを市内取扱店舗に提示するだけです。店舗では、専用端末で読み取り、1円単位でお使いいただけるので、一つの店舗で使わなくても大丈夫です。

利用期間は、12月15日(火)〜来年3月15日(月)

使えるお店は、公式Webサイトや12月15日号の広報かまくらで確認出来るそうです。

私もどこのお店で使わせていただこうかワクワク考え中です。いつも行くお店はカードを使わなくても行くのだから、行ったことのないお店に行ってみようかな?

 

明日のお休みのお知らせです

素晴らしい秋晴れが続いていますね。

紅葉もずいぶん進んできましたが鎌倉の紅葉はまだまだこれからです。

先々週のお写真ですが、母たちが鎌倉に来るので、秋のバラがどんな具合か下見を兼ねて出かけた鎌倉文学館です。

バラはちょうど見ごろを迎えていました。春のバラの季節のように花々が溢れるような感じではありませんが、一輪一輪をゆっくり拝見するにはとても良い感じですね。お庭に誰もいなくなった時にはマスクを外して深呼吸し、バラの香りも楽しみました。

旧前田侯爵家別邸であった文学館本館は、ハーフティンバーを基調とする洋風と切妻屋根と深い軒出などの和風が混在するスタイル。内部も随所に和洋折衷が見られます。

建物の美しさもさることながら、窓からの素晴らしい景色もまた何度も訪れたくなる所以です。半六角形の張り出し窓の当時のままの古いガラス越しに見る庭園と海は、三島由紀夫の「春の雪」に描かれたそのままの光景です。

館内では、10月4日から12月23日までは「川端康成・美しい日本」が開催中です。

直筆の原稿や書簡とともに、執筆に使われていた鎌倉彫の机や、所蔵のロダンの「女の手」などもさりげなく展示されていて、当時の光景を想像させてくれます。

来年1月からの展示は、「作家 身のまわり」展だそうで、万年筆や印章、机などが展示されるそう。小津安二郎の可愛いらしい赤いやかんなどもあるそうで、こちらもとても楽しみです。

 

最後にフローラルのお知らせです。

明日11月5日(木)はお休みさせていただきます。

また、来週12日(木)もお休みさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

秋晴れの一日

 

写真は昨日、気持ちの良い秋晴れの鎌倉です。

フローラルの前の八幡さまの土手の彼岸花もようやく咲きました。これからちょうど見頃を迎えるくらいですので、今年は遅かったですね。明日からはまたしばらく良いお天気が続くようですので、散策には最高の季節ですね。

色鮮やかな社殿の漆塗りは令和に入って補修が完了したばかり。美しい朱色や緑色と澄んだ青空のコントラストが素晴らしい景色です。

国宝館では、10月4日まで古神宝展開催中だそうです。

9月半ば頃から徐々にお客さまが戻ってきてくださるようになりました。

皆様まだお友達を誘うお出かけは出来ないからとのことで、お一人でのご来店が多いのですが、皆さまうまくコロナ渦での休日を過ごし方を見つけていらっしゃるようです。ご自宅での時間を心地よいものにしてくれるようなお品々も色々ございますので、いつもよりまだまだ静かな鎌倉にどうぞお出かけくださいませ。

深い緑の下で深呼吸。

臨済宗円覚寺派・浄智寺

少し前の夏のある日の浄智寺です。

北鎌倉駅から鎌倉方面へ進み、鎌倉街道から一つ角を曲がると、別世界に誘われるような山門がすぐに見えてきます。気温が数度違うのではないかと思わせるような鬱蒼とした緑です。

左側には鎌倉十井の一つである「甘露の井」があります。蜜のように甘く、仏徳で授かる霊水で不老不死の功徳があると言われます。(井戸は蓋がされており、飲むことは出来ません。)

石段をあがると、「寶所在近」の文字が掲げられた総門が。寶所在金とは、仏を信じ、修行を積めば心の平穏が得られるという仏の教えとのことです。

石段をさらに上がると鐘楼門が見えてきます。

1階が山門、2階に梵鐘がさげられています。鐘楼門は2007年に再建された新しいものですが、梵鐘は1649年のものだそうです。大晦日には一般の方も除夜の鐘をつかせていただけるので、いつかは行ってみたいと思ってはいますが。

本堂 曇華殿(どんげでん)

中にいらっしゃる御本尊は、室町時代の「阿弥陀・釈迦・弥勒」の三如来。県の重要文化財です。「過去・現在・未来」を表しているのだそうです。

この日は、私の他に境内にいらしたのはお一人だけ。本堂の前の木陰に設置されているベンチで座禅を組んでいらっしゃいました。良い時間の過ごし方だなあと思いましたが、如何せん33℃以上の気温が続いていた日々、私にはとても無理でした。

 

 

奥に進むとひっそりと佇む茅葺きの書院。

写真で見ると鬱蒼とした感じですが、周りにはたくさんの花が咲いていてとても繊細にお手入れがされている美しい空間でした。秋の紅葉も美しいそうです。

 

やぐらの更に奥には、鎌倉七福神のひとつである布袋尊もいらっしゃいますので忘れずにお参りを。

にこやかで幸せなお顔。お腹をなでると福徳円満のご利益があると言われており、お腹がつるつるになっています。

とても暑い日でしたが、静かな良い時間を過ごすことが出来ました。また秋の紅葉の美しい時にもお詣りさせていただきたいと思いました。

 

臨済宗円覚寺派 浄智寺

鎌倉市山ノ内1402

9:00~16:30

北鎌倉駅より徒歩8分 山門横に駐車場あり

 

フローラルは、明日9月14日(月)はお休みさせていただきます。15日(火・定休日)と合わせて連休となります。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

鎌倉の夏休みの続き

鎌倉の夏休みの続きの今日は、お食事編です。

外食もままならない時期が長く続きましたが、地域経済の活性化のためにも少しずつ近くで外食も始めています。

まずは、先月カフェスペースが移動しリニューアルされた鎌倉山ハウスオブポタリーさんへ。コンサバトリーから抜ける風が気持ちよく、いつお邪魔しても外国に旅行したような気分になります。

本日のお魚料理の他、サンドイッチ、キッシュ、ケーキなどその時々の美味しいカフェメニューをいただくことが出来ます。

今回ではありませんが、リニューアル前のカフェがお二階だった頃アフタヌーンティに伺ったときのお写真もとっても美味しくて素敵で楽しかったので、載せておきますね。割れてしまったポットに金継ぎをして花器として使う案もとっても素敵で勉強になります。紅茶もポットで2種類ずつたっぷりいただくことが出来ます。

ハウスオブポタリーカフェ

神奈川県鎌倉市鎌倉山3-17-25

10:00~17:30(17:00LO)

月曜定休日

 

小町通りの天ぷら「ひろみ」さん。

多くの鎌倉文士に愛されたお店。中でも常連で有名だったのは小林秀雄と小津安二郎で、小津は大船の松竹撮影所帰りの俳優さんたちをよく連れて来ていたのだとか。

90歳代半ばのフローラルのご近所のマダムも何をどこで召し上がるかは決めていらして、天ぷらなら「ひろみ」さんだそう。そう言えば、若かりし頃は松竹撮影所の脚本部にお勤めで、キャリアウーマンの先駆けだった方なのです。

前回お邪魔したのはまだコロナ禍が本格化する前でしたから半年ぶりです。天ぷらの美味しさは私などがお伝えするまでもないのですが、2代目ご主人と女将さんのあたたかさと所作を拝見するだけでプロのお仕事とはこういうものであると勉強させていただけますし、3代目ご夫妻は畑で野菜も作っていらっしゃるとのことで、益々素晴らしいですね。

天ぷら ひろみ

鎌倉市小町1-6-13 寿ビル2F

11:30~14:00LO 17:00~19:30LO

水曜定休日

 

 

最後に、フローラルのご近所さんであるil Piccione D’oro イルピッチョーネドーロさん。昨年のオープンながら既に多くのファンの方がついていらして、予約が必須です。

今回はランチに伺いましたので、ランチセット。窯焼きピッツアもしくはパスタを選ぶことが出来、サラダとお飲み物がついています。

ディナーメニューの前菜やメインのお料理もとても美味しいので、ぜひディナーも皆さまに召し上がっていただきたいです。

 

イルピッチョーネドーロ

鎌倉市雪ノ下4-1-7

 

通常営業いたしております

 

夏休みを頂戴しておりましたが、8月29日(土)より通常営業いたしております。

Withコロナの夏。感染拡大防止と地域経済を両立する観光のスタイル、マイクロツーリズムを実践してみようと私にとってはもちろん、母にとっても自宅から2時間圏内である鎌倉を一緒に楽しんでみました。

もはや市内どの業種、店舗においてもコロナ対策を行っていないところはないと言っていいほどだと思います。後は私達自身が三密を避ける、風通しが良いことを念頭において、この猛暑ですからコロナだけでなく熱中症にならないよう、無理せず休憩を多めに、近くても無理に歩かず、車での移動を心がけ、駐車場が併設もしくはすぐ近くにある所を選びました。時系列は前後しますが、2日間の鎌倉のんびり旅です。

こちらは、鎌倉五山第五位の寺格をもつ臨済宗建長寺派の古刹・浄明寺です。

源頼朝の忠臣で剛勇の士であった足利義兼が1188年に創建。

足利義満が鎌倉五山の制を定めた一番華やかな頃には、塔頭23院を有する大寺院だったとのことですが、火災などのため徐々に衰退し、現在は総門、本堂、客殿、庫裡のみとなっています。

駐車場から北に少し歩き、山門を上がると、すぐに国指定史跡である境内が現れます。ちょうど庭師さんが入っていたこともあるでしょうけれど、美しく整えられた庭園と真夏の青空のコントラストが美しく、まるで絵葉書のようでした。

写真真ん中の本堂は、銅板葺の寄棟造で、ご本尊は釈迦如来です。

浄明寺さんで楽しみなのは、本堂横の喜泉庵でいただけるお抹茶か、山を上がったところにあるイングリッシュガーデンと石窯ガーデンテラスでいただくアフタヌーンティーか。

今回は、坂を上がってイングリッシュガーデンを拝見するには暑すぎましたし、喜泉庵さんを見ると先客もいらっしゃらなかったので、休憩をさせていただくことにしました。現在の庵は1991年に復興されたものだそうで、1500年代には五山の僧が一堂に会して茶を喫したと言われています。

枯山水の庭園を望むお茶室でいただく冷たいお抹茶と美鈴さんの錦玉「清流」と「琥珀(でしたか?)」は格別の美味しさでした。美味しいお抹茶にお菓子をいただき、枯山水を眺め、目を閉じて水琴窟の微かな音に耳を傾ければ、瞑想をした後のようにゆったりとした気持ちになります。すぐ近くの報国寺さんの竹林の中のお茶席も素敵ですが、こちらのほうが人も少なく、ゆっくり出来るように思います。

稲荷山・浄明寺

鎌倉市浄明寺3-8-31

9:00~16:30

 

こちらは、鶴岡八幡宮内の鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム(旧神奈川県立近代美術館)です。

1951年11月、建築家・坂倉準三の設計で日本初の公立近代美術館として鶴岡八幡宮内に会館し以降多くの方に愛された神奈川県立近代美術館ですが、鶴岡八幡宮と県の土地の借地契約満了に伴い閉館が決まりました。契約書に、「契約満了時には土地を更地にして返却する」という条項があると発表されたため、この素晴らしい建築物がまさか壊されるのかと恐れましたが、神奈川県指定重要文化財に指定され、県から鶴岡八幡宮に土地の返還と合わせて無償譲渡された後、昨年6月に耐震工事を終え、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムとして新たなスタートをきりました。

リニューアル後は初来訪です。

検温、マスク着用、手指消毒後の入館です。

現在は、「特別展 雪洞 ぼんぼり1938-2017」が開催中で、厳選された過去のぼんぼり作品を拝見してきました。鶴岡八幡宮のミュージアムという事で、チケット売り場や、学芸員さんが座る椅子に座っていらっしゃるのも皆さん巫女さん(!)とても新鮮でした。

池に反射した光がキラキラと天井に煌めくピロティはそのままの美しい景色です。

今回全く新しく併設されたカフェ。以前の趣のある本館の喫茶室がなくなったのは寂しいですが、新しいカフェは広々として明るくとても気持ちの良い空間でした。店内には、2010年に倒れてしまった大銀杏の一部が展示されています。癒しの空間ですね。

コロナの影響からというわけではなく最新の機器が導入されており、タッチパネルで自分で注文してお会計を済ませ、出来上がったらカウンターに受け取りに行くシステムで、店員さんとの接触機会はとても少なくなっています。

普段は夏でもあまり氷も冷たい飲み物もいただかないのですが、あまりの暑さに、カフェの外に出ていた「日光蔵元松月の天然氷」の旗に誘われるようにカフェに入り、迷わずかき氷をいただきました。「いちごミルク」と「珈琲にほうじ茶アイスとコーヒーゼリー」ボリューム満点!美味しくいただきました。

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム(鶴岡八幡宮内)

10:00~16:30(入館は16:00まで)

カフェ

10:00~17:00(ラストオーダー16:30)

月曜休館

 

続きはまたにさせてくださいませ。

ぼんぼり祭り

 

昨日鶴岡八幡宮の「ぼんぼり祭り」に行って参りました。日中は熱中症も心配される気温でしたが、夕方からは風があり、暑さを感じないほどの気持ちよさでした。

境内入り口には、コロナウィルス感染予防対策を呼びかける大きな看板も設置されています。参拝時はマスク着用、人との間隔をとり、密を避けること、体調の優れない方は遠慮してほしい旨が書かれていました。

まずは点灯前のぼんぼりを拝見。今年はいらっしゃれない方も多いかと思いますので、お写真多めにいたしました。

日没が近づくと巫女さんたちによって火入れが行われます。もちろんチャッカマンでチャッというわけにはいかず、蝋燭で一つ一つ灯されるのですが、風があったのでご苦労されたのではないかと思います。

夜の帳が下りると一気に幻想的に。

本来であれば立秋の今日は、過ぎる夏の感謝と来る実りの秋への祈願をする立秋祭が執り行なわれますが、今年は中止ですので、今日も静かで幻想的な時間になると思います。

8月6日広島原爆の日。今年も核なき世界への希望を胸に祈りました。

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