FLORAL DIARY

2019年8月

ダッチドゴンビーズのネックレス

8月も終わりに近づき、秋を感じるようになりましたが、もうしばらくは厳しい残暑が続くそうです。今年は梅雨明けが遅かったので、もう少し夏を楽しみたいとおっしゃる方も多いですね。

さて、写真は、Beyulさんが持って来てくださった新作。淡いパープルのガラスが美しい、1700年代のダッチドゴンビーズのネックレスです。

ダッチドゴンビーズ。聞き馴染みがなかったのですが、「ダッチ=ドイツの」「ドゴン=西アフリカ・マリのドゴン族」という意味のトレードビーズですが、マリや西アフリカ以外でも見つかっており、ドゴン族のものには限らず、ドイツで作られた、もしくは、ドイツ人によってもたらされたといことには限らない、この種類のビーズの愛称というようなものだそうで、こちらはオランダ産とのことです。

トレードビーズとは、17世紀から20世紀初頭ぐらいまでヨーロッパとアフリカとの交易でヨーロッパ諸国からアフリカ諸国に渡ったガラスビーズのこと。当時のアフリカの人々はガラスビーズを作る技術を持っていませんでしたので、カラフルで美しいガラスに魅了され、ヨーロッパの人々は、既に低コストで生産出来たガラスビーズと交換に、金銀、貴石、象牙など遥かに高価で貴重なものを得て莫大な財を築いたわけです。

ドゴンの人々は西アフリカ・マリの農耕の民ですが、独自の宇宙観、世界観をもち、天地創造をはじめとする数多くの神話が語り継がれています。現代人が天体望遠鏡の発明によってようやく知り得た天文学的に高度な知識をドゴンの人々は既に太古の昔から知っていて伝承してきたという「シリウス・ミステリー」で知られる民でもあるのです。これには様々な論争があるそうですが、いずれにしてもそんな人々にとって、輝く星のようなガラス玉は天からの贈りもののように見えたことでしょう。私たちの考える金銀宝石の価値とは違った価値観があったことは当然のことのように思えます。

31個のダッチドゴンガラスビーズに銀の留め具

¥75,000(税別)

 

Beyulより新作のお知らせ2

前回に引き続き、Beyulの新作のご紹介をさせていただきます。大変貴重な、アンティークチベットターコイズ、珊瑚とシルバーのネックレスです。

ターコイズと珊瑚の取り合わせは、チベット文化において特徴的なものです。護符として、古来より祭礼の際の身につけられたり、資産として、富の象徴として、また婚礼時には、持参金として、結納品としてその家の権威を示すために大切なものでした。

こちらのネックレスは、そのようなアンティークをパーツを用いてBeyul が組み上げたものです。ターコイズは、100年~300年前のチベットのもの。珊瑚は、同じく100年から300年前のもので、その色合いから地中海(おそらくイタリア)産。シルバーは100年ほど前にインドのチベット文化圏の人々が身に着けていたものです。シルバーのデザインなどは現代でも通用するものですし、悠久の昔から大切にされたアンティークパーツが使われながらも洗練された印象です。

世界に一つだけの素敵なネックレス。

フローラルオンラインショップからもご購入いただけます。→こちら

長さ約45㎝ ¥65,000

 

 

Beyulより新作の到着です

チベット、イギリス、台湾への旅を経て帰国したBeyulより新作が到着いたしました。

今日まずご紹介いたしますのは、チベットのターコイズです。ターコイズは、お守り石として、祭礼用の装飾品として、また、その家の富を象徴するものとして、財産として大切に受け継がれてきたものです。こちらは、どれも代々受け継がれ、身につけられて100年~300年が経過したもの。大切に身につけられていたかどうか、実際石をみればわかるのだそうです。長年身につけられたターコイズは、体温などの変化が加わり、本来の明るいターコイズブルーから徐々に色が濃くなり、最後にはオリーブ色になっていきます。そして、満願成就ではないですが、その役目を終えるころには深いカーキ色のようになるのだそうです。そこにたどり着くまで約1000年です。

上より①②③

茶色の紐は新しいもので、長さを自由に調節することが出来ますので、男性でも女性でもまたその時々のお洋服によって長さを変えることが出来ます。

今回は3点ご用意いたしましたが、それぞれの石に違った個性があります。大切なお守りとして。また、人とは違った世界に一つだけの装飾品として、この機会にお選びいただければ幸いです。

アンティークチベットターコイズ 各¥25,000

明日、24日(月)はお休みを頂戴いたします。25日(火)定休日と合わせ連休とさせていただきます。ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。