FLORAL DIARY

2020年4月

カラーと牡丹

ベルベットのように優しい白と深い緑が美しいカラー。お隣のお宅の方が毎年お庭に咲いたものをくださいます。スッと背すじが伸びたような佇まいで力強さを感じます。

今日はカードなどの発送作業やパソコン作業をしながら、途中でまた塀の向こうの神苑ぼたん庭園に行ってきました。前回からまだ1週間ほどしか経っていないと思いますが、新緑が更に濃くなっていました。

スポットライトを浴びたような一輪は、三笠宮殿下お手植えの牡丹だそうです。

明日も頑張りましょう。

ナショナルトラスト・トレリシック Trelissick

ゴールデンウィークならぬステイホームウィークとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

私も買い付けにもしばらくは行くことが出来なそうです。

写真は、昨年6月に行ったコーンウォールのナショナルトラスト・トレリシックガーデンです。現在イギリスのナショナルトラストの施設も全て閉園しているとのことです。一日も早く世界中に日常の生活が戻りますように祈りながら、トレリシックガーデンのレポートを書いてみました。

トレリシックは、イギリス南西部コーンウォールのファル川のほとりに広がる広大なガーデンです。雨上がりで緑も美しく気持ちのよい快晴の一日でした。

イギリスらしい川のほとりの景色とエキゾチックな植物が魅力的な庭園を抜けると、ギリシャ様式の柱が印象的な邸宅が見えてきます。

Trelissickの初期の歴史についてはほとんど知られていないそうですが、1280年のAssize Rollsという巡回裁判所に記録が残っています。邸宅としての原型は、1740年にエドモンドデービーによって建てられました。その後大掛かりな改築も行われますが、1825年にピーターフレデリックロバートソンによってトゥルーロのトーマスダニエルのために建てられた邸宅が現在の邸宅として引き継がれているようです。

1937年までトレリシックを所有していたレナードDカンリフは、陶器の収集家で美術史の研究家でした。彼の継娘イダは、英国4大名窯のひとつ「スポード」の前身である「コープランド」の一族であるロナルドコープランドと結婚。スポードコープランドの作品を共に作り、さらにコレクションも増やしました。

1937年にトレリシックは、アイダとロナルドコープランド夫妻に引き継がれました。

ロナルド亡き後、トレリシックがナショナル・トラストに寄贈された際、所蔵品の多くはオークションにかけられましたが、それでも、1826年にジョサイアスポード2世がウィリアムテイラーコープランドに与えたデザートサービスなど、いくつかの貴重な品はナショナル・トラストが取得しています。

ちゃんと器が写っていませんが、こちらは、トレリシックの庭園のシャクナゲをストーク・オン・トレントのコープランドでプレートにしたものです。

重厚な邸宅内にあって、とても可愛らしかったカフェではクリームティやケーキを皆で楽しみました。

ナショナルトラストはどこもショップが併設されており、ガーデニンググッズやステーショナリーや雑貨が充実しているので、それも楽しみの一つです。

こんなのどかな日々が早く戻りますように。

お手紙書きませんか?

お友達にもご親戚にもなかなか会えない今、メールやビデオ電話も良いのですが、お手紙を書いてみるのも良いですよね。フローラルは臨時休業していますが、カードのお問い合わせを何件か頂戴しましたので、オンラインショップでお求めいただけるセットを作ってみました。4枚セット、6枚セットはレターパックライト、もしくはスマートレターで、送料無料でお送りいたします。

カードは、イギリスのArt Angels社のものから選びました。Art Angels社は、イギリスの風景や動植物を題材にした作品を描く現代画家や近代画家の水彩画、木版画、リトグラフ、スクリーンプリントなど様々な技法で作られた作品をグリーティングにすることに特化した出版社です。

日本ではなかなか良いカードが見つからないからと、カードのご要望はとても多く、イギリスに行きますといつもたくさん購入していたのですが、素敵だなと思って手に取りますと、作家や作品は様々なのですが、どれもArt Angels社のものだと気付き、連絡してみたのがお取引のきっかけでした。小さな会社ですが、名だたる美術館のギャラリーショップでも必ずと言ってよいほどお取り扱いがありますのでご存知の方も多いかもしれません。

作品の風合いを損ねることのないよう熟考された高品質且つFSC認証(*)を受けた紙に印刷されています。カードとしてはもちろん、小さなアート作品として飾っていただくのも人気です。

(*)FSC(R)(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。このFSCのマークが入った製品を買うことで、消費者は世界の森林保全を間接的に応援できる仕組みです。WWFは、世界的な持続的な森林の利用を推進するため、その普及と推進に取り組んでいます。

現在イギリスでは、日本の私達よりはるかに厳しい外出禁止が課されており、Art Angels社もほとんどが自宅からのテレワークとなっているとのこと。フローラルでも在庫がなくなりますとしばらく入荷が難しいと思います。お求めいただける方はどうぞお早めにお願い致します。

左上のセットのみ公開いたしました。徐々にアップしてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

ご購入はこちらからお願い致します→こちら

 

営業自粛生活

気持ちの良いお天気の一日。本来ならば絶好の行楽日和ですが。。

オンラインショップ用の写真撮影をしながら、ちょっと休憩と思ってコーヒーを入れ、お庭に座っていましたら、まるで待っていたかのようなタイミングでご近所のいつも美味しいお菓子を焼いてくださるマダムがケーキを焼いたからとのことで、お嬢様が持って来て下さいました❣ 美味しいお菓子に良いお天気、幸せな一日。前向きに前向きに、一日も早くお客さまをお迎え出来る日が戻ってくれるよう祈るばかりです。

 

お散歩へ

 

閉じこもりもいけないので、数日前ですが、お隣の八幡さまのぼたん庭園をお散歩して来ました。

駅や海の方は結構な人が出てしまっているという事を聞いていますが、八幡さまはとても静かです。お客さまはなくてもお庭や境内はいつも通りにきれいに掃き清められ、お手入れされているので、とても美しいのですが、それがまた寂しさを助長するような感じです。

神苑ぼたん庭園は、鶴岡八幡宮の創建800年を記念してつくられた回遊式日本庭園で、新年と4月~5月の2回、ぼたんの見頃に合わせて開園します。

 

冬には雪除けの藁の傘、春には可愛らしい和傘をかけてもらい、大切に育てられています。

本来ならば、あの方もあの方も新緑を楽しみに鎌倉にお越しくださったでしょうと思いながら散策。せめてお写真でご覧いただこうと思い、携帯ですがたくさんお写真撮ってきました。

八重桜も加わるととてもさらに華やかですね。

池の向こうには幼稚園がありますので、本来なら子供たちの楽しい声が聞こえている時間ですが、今は鳥のさえずりしか聞こえません。

来年はたくさんの方で賑わう鎌倉になりますように。

この難局を乗り越えるべく働いてくださっているたくさんの皆さまに今日も感謝します。私たちはStay at home で協力させていただきましょう!

いかがお過ごしでしょうか

緊急事態宣言発令から10日となりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

こんな時だからお見舞いと素敵なお花をいただきました。瑞々しくて美しいブーケに癒しと力をいただきました。とても嬉しいです。本当にありがとうございます♡

他にもご近所の方々がお菓子を焼いて下さったり、掘りたてのタケノコを下さったり、畑のお野菜を下さったり、ビタミン不足はいけないからと果物を下さったり、遠くの方はお手紙を下さったり、メールを下さったり、とてもとてもありがたい日々を送っています。お店を閉めていてもフローラルを覚えていていただけるように、もっとダイアリーも更新したいと思いながら、一日があっという間で1週間が経ってしまっていました。在庫管理とか、銀磨きとか、写真撮影とか、パソコン内の整理とか、まだまだやることはたくさんあるのに!普段は仕事に家事に忙しい友人たちもリモートワークで自宅にいるので、ついついグループトークで長話をしていることもありますか・・(*´Д`)・・皆それぞれの家族やお仕事の環境があり、それぞれに大変なことがありますが、楽しいお話や送ってもらった面白動画で笑って免疫力アップです。

医療従事者の皆さま、私達の生活必需品を扱ってくださる皆様、流通、運輸、ライフラインを担ってくださる皆さまに今日も心から感謝します。私に今出来ることは、「外に出ない」ということだけ。

「災害や戦争と比べ、快適に家にいることが出来るということはなんてありがたいことでしょうか。」という言葉をある方がくださいました。本当にそうですね。感謝の気持ちと共にいつも心に留めています。

また、戦後の高度成長期もバブル期もバブル崩壊も全て乗り越えていらした方が「夜明け前の空が一番暗い」という言葉を下さいました。The darkest hour is just before the dawn.  という17世紀イギリスの諺です。これも心に留めておきたい希望に満ちた言葉です。ありがとうございます。

明日は荒れたお天気になるそうですが、どうぞ皆さまもお気をつけてお過ごしくださいませ。

The Bristol China Company

少し前にイギリスから届いた花いっぱいの大きめのプレートです。

プレートの真ん中にも花と鳥がプリントされています。

朝食のワンプレートや、サラダとサンドイッチのランチに、ディナープレートにも。華やかですが、色味が上品なので実はとても使いやすそうです。

鎌倉も多くの飲食店さんがテイクアウトやお弁当を始められています。皆さまのお住まいの地域でもそうだと思います。こんなお皿に移しかえていただいたらまたぐっと明るい気分になりそうだなと思います。

The Bristol China Company

1980年代のヴィンテージ

Φ26.5cm

¥5,000(税別)

複数枚ございますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

営業自粛のお知らせ

新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言の発令を受け、フローラルは鎌倉の店舗の営業を自粛いたします。期間については未定としたいと思います。

オンラインショップは通常通りの営業、発送をさせていただきます。

尚、今週9日と11日は既にご来店のご予約を頂戴しておりますので、個別にご連絡をさせていただいておりますが、ご来店時間の確認をさせていただき、従来通り出来る限りの感染予防対策を施してお迎えいたします。

医療、福祉に携わる方々、食料他生活必需品に関わる方々、流通、運輸、通信その他たくさんの方々が止まる事なく働いてくださることに心より感謝いたします。

フローラルでも2月よりご配送のご注文が増えておりますので、集荷に来てくださるヤマト運輸さん、日本郵便さんの担当の方にはいつにもまして感謝を伝えています。

フローラルのホームページ、ダイアリーも出来る限り更新したいと思っておりますし、オンラインショップは通常通りですので、メールは毎日確認しております。ご注文でなくても、ご質問でも、ただメッセージだけでも、お気軽にお送りいただけたらとてもとても嬉しいです。実店舗もウェブも私一人で運営しておりますので、メールは私しか拝見しませんので。ページ右上のCONTACTからお気軽にお送りくださいませ。info@floral-antiques.jpにお送りいただいても同じです。

一ヶ月の営業自粛はお店を存続させることが出来るかもちろん不安です。実際のところ、昨夜の総理の会見後にこの文章を書きましたが、「公開」ボタンを押すことが出来ず、今朝の県知事の会見後も躊躇い、夜になりました。でもその不安は私だけではない。皆同じですよね。今は皆が協力することしか出来ません。この難局を乗り越え、5月7日以降に必ず笑顔でまた皆さまにお目にかかりたいと思います。どうぞ皆さまお元気でお過ごしくださいませ。またお目にかかれます日を楽しみにいたしております!

お休みのお知らせです

4月5日(日)新型コロナウィルス感染拡大防止のためフローラルはお休みさせていただきます。

写真は、数日前の八幡さまの源氏池の桜です。お天気のよい日も続いており、今年は「お越しください」と言えないのがつらいですが、せめて写真だけでもご覧になってください🌸来年はたくさんの皆さまとこの桜を楽しめますように。

お花を飾ろう、花柄をつかおう。

前回お願いしたお花も切り戻しながらまだキレイに咲いてくれているけれど、フローリスト・Anglaiseさんのお花業界支援プロジェクト「Full of Flowers! おうちにお花を飾ろうproject」の最終回にも申し込み、また素敵なお花が届きました。春色に心癒され、店内がぱっと明るくなりました。お花模様のクロスや器でお花づくしにしてみました。

写真のお花はプロジェクトのお花に予算を少しプラスしてお願いしています。さまざまなフラワーギフトやレッスンなどをなさっていますので、アングレーズさんのリンクよりぜひご覧になってくださいませ。→こちら

外出禁止の続いているヨーロッパ諸国ですが、フランス郊外の花農家さんが毎日30万本ものチューリップを廃棄せざるを得ず、数メートルの山積みになっているニュース映像を見ました。

生活必需品の買い物は許可されていますが、花を贈り合うことがとても多いフランスの人々のこと、私はなんとなく勝手に生花も生活必需品に入っているのではないかと思いこんでいました。しかしおよそ1万店と言われる生花店も現在閉鎖しているそうです。

ストレスや不安の多い外出禁止生活の様子は友人からのメールでも知っていたし、人の気配の消えたパリの街や、戦場のような病院の悲惨な映像もニュースで見ているけれど、何よりも廃棄された花の山を見て言い知れぬ悲しさを感じてしまいました。そうか、フランスの人たちは今お花を買えないのか。と。

一日も早く笑顔と花が溢れる日常が戻りますように心から祈るばかりです。

そして、改めて自覚をもって過ごしたいと思います。

今週は予定通り営業しております。

週末の営業はまだわかりませんが、県、市の発表を待ち、またご案内させていただきます。