FLORAL DIARY

2017年3月

京都

桜の開花宣言からしばらく経ち、鎌倉の桜も少しずつ開花し始めました。今日は一転寒い雨になってしまいましたが、来週ぐらいには見頃を迎えるでしょうか。

先日まだまだ桜の蕾も堅い京都へ行って参りました。目的は、柳家小三治師匠・三三師匠の親子会です。チケットの取れないお二人の高座でしかも京都!ちょっとお休みしすぎの3月でしたが、これはもうどうしてもということで、お休みを頂戴いたしました。素晴らしい京都の夜でした。

さて、写真は、小堀遠州の枯山水庭園。南禅寺金地院庭園「鶴亀の庭」です。小堀遠州(1579年~1647年)は茶人として有名ですが、幕府の作事奉行として、宮廷、寺院、武家など多くの建築や造園を手がけました。遠州作と伝えられる庭園は全国に多数ありますが、確実に遠州が関わったとされるのは、こちらを含め3箇所しかないのです。

大きな礼拝石を中心に、その東西にめでたさを表す石組の亀島と鶴島を配置し、その背後に遠山を象徴する石組み、その後方に大刈込、そしてその奥には徳川家康を祀る東照宮を望む徳川将軍家の繁栄を願う庭です。

今回は落語の前でもあるので、静寂を求めてこちらへ。祇園の賑わいが嘘のように、外国からの一人旅の方がお二人いらしただけで、それぞれに随分と長い間庭を眺めて過ごしました。先日、たまたま知人の卒論のアンケートに答える機会があったのですが、「サードプレイス」についてのアンケートでした。自宅(ファーストプレイス)でも職場(セカンドプレイス)でもない自分の居心地のよい場所「サードプレイス」があるかどうかについてのアンケートでした。趣味の場所、気の合う人たちの集う場所、色々あるのだとは思いますが、物思いにふけっていても誰にも心配されない場所というのもいいのかなと思いました。

たくさんの素晴らしい寺社、庭園のある京都のこと、季節やお天気、誰と一緒の旅かなどにもよりますが、限られた時間の中で、どこに行って、何を見て、どう過ごし、何を食べるか(重要!)は本当に悩むところですよね。みなさまそれぞれにお気に入りがあると思います。

鄙びた趣きが美しい「法然院」は、母のお気に入りの場所。聖と俗の結界のような茅葺の山門を通り、心身を清めるとされる「白砂壇」の間を歩けば清々しく心が満ちるようです。

いよいよ明日から4月。

鎌倉も桜の便りと共にたくさんの方が散策を楽しまれています。フローラルにも春の新作が色々届いておりますので、どうぞお出かけくださいませ。

最後にやはり華やかな写真も一枚。

桜にはまだ早く、残念ながら見ることが出来なかったので、ホテルのロビーの装花を。

追伸

のんきに忘れておりました!明日4月1日(土)は所用のため、お休みをさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ウェブサイトリニューアルのお知らせ

フローラルウェブサイトをリニューアルいたしました。

フローラルオープンと共に一緒に歩んできた旧ウェブサイトでしたが、技術は日進月歩で、作る方も不便と感じることが多くなり、何よりお客さまにとって不親切なことが気になるようになりました。例えば、スマートフォン対応とか、オンラインショップの使い勝手とか。遅ればせながら、会員ご登録もしていただけるようになりましたし、ポイント制度も導入いたしました。(会員ご登録、ポイント制度は現在準備中です。完了いたしましたら、またダイアリーにてご報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。)

私もまだ使い慣れず、オンラインショップも再製作ですのでまだ数点しかアップ出来ておりませんが、毎日少しずつ頑張ってまいりますので、こまめにチェックしていただけたらとても嬉しいです。

一番大切なセキュリティの部分も、プロの方が万全を期して下さっていますので、ご安心いただければと思います。

これからもどうぞお付き合いくださいませ。

 

アメリカの旅

どんなに小さな町にも一つはアンティークモールがあるのは、イギリスもアメリカも同じですね。アンティークショップやスリフトショップ(収益が慈善活動に充てられるリサイクルショップ)などは町にいくつもあります。ヨーロッパの人々もアメリカの人々も古いものに価値を見出して生活に取り入れることがとても上手ですね。とても羨ましい環境です。

この雰囲気のある建物は、サンフランシスコから車で3時間程のコースト沿いの町・モントレーのアンティークモールです。元は缶詰工場だった一帯ですが、きれいに改装され、水族館、レストラン、ショップ、アンティークモールなどになっているのです。

セントラルコーストエリアで最大級のアンティークモールにはぎっしりと150店舗が入っており、食器、ガラス、洋服、布、古書、地図、スポーツグッズに至るまでありとあらゆるアメリカンヴィンテージ・アンティークが揃っていますので、見ごたえ充分。ただし、モール形式でそれぞれの店舗の店主は不在ですので、お値段交渉なども出来ませんし、お値段はかなり高めです。

今回は、かなり慌ただしいスケジュールだったのですが、一番立ち寄りたかった場所に立ち寄ることが出来ました。それが下の写真。中学生(アメリカでは高校生)の頃通った学校です。

 25年以上ぶり(今自分で書いていて衝撃( ;∀;))だったのですが、全く変わらない美しく手入れされた校内と寄宿舎に感激。ちょうど、小学校の同窓会が開催されていたため駐車場が全て予約済みで短い滞在しか出来ませんでしたが、それでも十分に懐かしさを味わうことが出来ました。

現在は、20パーセントが外国からの学生だそうですが、私が入学した年は初めて試験的にアジアから学生を受け入れた年でした。非白人は学校全体で数えるほどだったと記憶しています。英語を母国語としない生徒のための英語のクラスESLも新設されました。そんな環境でありながら、本当に楽しく、みな姉妹のようにのびのびと過ごした学校生活でした。今思えば、クラスメイト達は人種差別的な思想を持つことを最も恥ずかしいこととする世代に厳しく育てられた世代であり、そういう階層に属する子供たちでした。それよりずっと以前にアメリカに渡った諸先輩方のご苦労は、たくさんたくさん聞いていますので、とても幸せな環境、時代だったことを感謝しなくてはならないと思います。それだけに、時代が逆行しないと良いなと思う昨今です。

アメリカから戻りました

アメリカの旅から戻り、今日から通常営業しております。

お蔭さまで、天候にも恵まれ、たくさんの素敵な品々との出逢いがありました。お値段の関係で、諦めたものもたくさんありましたが、フローラルらしい、「これは」というものは頑張ってまいりました。

荷物の到着はもうしばらく先になりますが、一緒に持ち帰ったものもありますので、少しづつ店頭にお出しして参ります。鎌倉も春満開のお天気です。どうぞお出かけくださいませ。

海の近く・3月号

海辺の暮らしを楽しむ人のためのフリーマガジン「海の近く」。フローラルでも店頭配布させていただいており、毎月届くのを楽しみにしております。今月の表紙は、茅ケ崎のラ・ターブル・ド・トリウミさんのトマトの3段活用ではありませんか♡。

そして、今月の「とっときのおやつ」は、湘南台の洋菓子工房KAIさんのイチゴのロールケーキ。ふわっふわなめらかな生地と、季節の果物にクリームの美味しさが際立つロールケーキ、とっても美味しかったです。器は、フローラルの器をお使いいただきました。ロールケーキが乗るととっても可愛いですよね!素敵に撮っていただいて、とても嬉しいです。

「海の近く」編集部のみなさんは食通の方ばかり。だから、毎号本当に美味しいもの、こだわりのあるお店が掲載されるので、「わーここも行ってみたい」「あそこも行きたい」というところばかり。先日特集されていたぎょうざやさんに行ってきましたが、やみつきになる美味しさでした~。

そんな訳で、毎号楽しみにしてくださっている方がどんどん増える「海の近く」。フローラル配布分、残りあと数冊になってしまいました。ぜひお早めにお手にとってくださいませ。

プチリニューアル

Nefer Galleryさんのエジプトのワゴンがお客さまの元にお嫁入りし、フローラル、春に向けて模様替え致しました。キャビネットなどの家具もイギリスのものになり、照明と襖紙も変えてみました。襖紙(壁紙ですが)は、ウィリアム・モリスの「エイコーン(1879年デザイン)」です。どんぐりと草花が可愛らしく、大好きなデザインでしたので、ずーっと見ていても飽きません。

Nefer Galleryさんのエジプトやインドのお品たちのファンのみなさまもどうぞご安心くださいませ。しばらくすると棚が届き、以前より小さくはなりますが、Nefer Galleryさんのコーナーが復活いたしますので、もう少々お待ちくださいませ。

フランスの旅

え?いつの??

とお思いと思います。スミマセン。昨年のフランスの旅のレポートが途中になっておりまして、そのままフェードアウトしようかと思ったのですが、「続き、まだだったわよね~」とお客さまからご指摘が(!)楽しみにお読みいただいているとのことで、本当に本当にありがたいことです。

というわけでございまして、季節も変わり、年も変わりましたが、イギリス・フランス買付の旅。

前回はこちらです。

短いパリ滞在でしたが、やっぱり楽しみは美味しいものをいただくこと。ぜひおすすめしたいのが、パリの友人に、現地の人が普段食べている、美味しくて、気軽なレストランとリクエストして連れて行ってもらったオーベルニュ地方料理レストラン「Le Plomb du Cantal」です。

私は、シューファルシ(ロールキャベツ)をいただきました。こちらのレストランが有名なのは、ステーキなどのメインのお料理もさることながら、トリュファードとアリゴというじゃがいもの付け合わせのお料理なのです。テーブルでお鍋からサービスしてださいます。チーズやにんにくがたっぷり入った絶品じゃがいも料理は、それだけでもまた食べに行きたくなるほどです。