FLORAL DIARY

2016年10月

Happy Halloween

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10月も最終日。すっかり秋も深まってまいりました。

今日はハロウィンですね。週末はパーティだったという方も多いのでしょうか。

ハロウィンの起源は、ケルト民族の儀式とされています。秋の収穫を祝い、悪霊などを追い払う儀式は、イギリス帝国から広がり、現在ではアメリカを中心に宗教的な意味合いのない秋のお祭りとして定着しています。

今日は、フローラルにも近隣の子供たち30人以上が仮装して「Trick or Treat」に来てくれることになっています!フローラルが移転する前のご近所の子供たちとお友だちです。少し場所が離れてしまったけれど、変わらず来てくれることが、とっても嬉しく、ワクワクしながら夜を楽しみにしていますよ。

アメリカでも地域の子供たちと大人の交流の意味合いが大きいとのこと。大人たちは、入って来てもいいよという印にかぼちゃのランタン(ジャックオランタン)などを玄関前に飾り、たくさんのお菓子を用意して待つわけですが、日本ではその習慣は広まりませんでしたね。お子さんたちのお母さま方が事前にお菓子をお届けくださいました。私がもう少しノリのいい大人なら、魔女の恰好でもして待つところですけれどもねぇ。

というわけでございまして、子供たちだけでなく、フローラルのお客さま方にもハロウィンのお菓子をご用意してお待ちしております🎃。秋の深まる鎌倉へ、どうぞお出かけくださいませ。

 

大人のハロウィン

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先日、東京都庭園美術館に行って参りました。重要文化財・旧朝香宮邸です。

庭園の散策も気持ち良く、ガラスも美しい日中に訪れる方が多いとは思うのですが、秋が深まりすっかり日が短くなりましたので、閉館近くになると辺りはすっかり暗くなり、灯りがともって幻想的な雰囲気になるのです。

庭園美術館では、「アール・デコの花弁 旧朝香宮邸の室内空間」と、フランスの現代芸術家、クリスチャン・ボルタンスキーによる「アニミタス_さざめく亡霊たち」展が同時開催されています。

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ボルタンスキーは、1944年パリ生まれ。ホロコースト体験を持つロシア系ユダヤ人の父とコルシカ島出身の母の間に生まれ、独学で制作を始めます。

これまで一貫して、匿名の個人/集団の生(存在)と死(消滅)、そして記憶をテーマに世界各国で映像作品やインスタレーションを発表し、数々の受賞歴がある、フランスを代表するアーティストの一人です。

一方、朝香宮邸は、1920年代に軍人としてパリに留学中だった朝香宮ご夫妻が、2年余りの滞在の中でご覧になった「アール・デコ博覧会」などに強い影響を受け、帰国後、1933年に建築されたアール・デコ様式の絢爛たる建物。皇籍離脱となる1947年までご一家はここにお住まいになりました。戦後は政府の首相公邸や国賓の迎賓館に使用され、1983年から庭園美術館として公開されることとなりました。

全体設計は、宮内省匠寮、主な内装設計は、フランス人装飾美術家アンリ・ラパンが手掛け、正面玄関のレリーフ扉、客室、食堂のシャンデリアはルネ・ラリックによるものです。

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部屋ごとに異なる装飾と様々な種類の大理石、タイル、ガラス、木材など素材の多様性が生み出すアールデコ特有の優美な空間は素晴らしく、華やかなパブリックスペースである1階と、ご一家のプライベート空間であった2階の優美でありながらも日本的な落ち着きも取り入れられた空間の違いもまた興味深いものでした。

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そんな旧朝香宮邸で展示されるボルタンスキーの作品。あの優美で尊い空間でどのようにと思ってしまうのですが、ボルタンスキーのインタビューによると、この展示が決まったとき、一番興味を持ったのは、亡霊の存在だったそうです。「どんな場所もそうであるように歴史がある場所には、そこに関わる人の亡霊が住んでいます。その中には、舞踏会に参加した人もいるかもしれないし、政治の中心にいた人もいるかもしれない。庭園美術館にはそれらの人たちのささやきに満ちています。」

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本館2階(若宮3室) 影の劇場

暗闇の奥で骸骨やコウモリ、天使などの影がダンスを繰り広げています。西洋美術における伝統的な主題「誰しもに普遍的に訪れる死」を段ボールやブリキ、針金といった身近にある素材で表現したもの。扇風機の柔らかい風によってダンスしています。

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2階(書庫) 心臓音

赤い電球の点滅とともに心臓の鼓動音が響きます。

こちらは、香川県豊島にあるボルタンスキーの恒久展示で、世界中の人々の心臓音をサンプリングし、保存している「心臓音のアーカイブ」より提供された、「誰か」の心臓音。人間の存在と不在、生と死の象徴。

「ドク・ドク・ドク・ドク」という音だけが低く静かに鳴り響いている空間は、不思議な空間で、私は瞑想のような心の静寂を感じました。来館者もまばらな、雨の閉館前だったからかもしれません。

受け取り手によって全く違う印象を抱かせるでしょう。その時々の自分の気持ちや、時間や、天候によって変わるもかもしれません。現代アートは難解で、つい敬遠してしまうのですが、人それぞれ感じ方は違って良いとボルタンスキーも言っています。

会期中、平日のみ写真撮影が許されています。

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本日30日(日曜日)は所用のため、お休みを頂戴しております。ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ピーターラビットとナショナルトラスト

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先日、ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターの生誕150周年を祝して開催された「ピーターラビット展」に行ってまいりました。ギリギリ最終日に滑り込んだのですが、とてもたくさんのお客様がいらして、100年を超えてなお多くの人に愛されていることを実感しました。

作者・ビアトリクスは、ロンドンの裕福な家に生まれます。幼少期から動物や草花をスケッチすることが大好きだった少女は、家族旅行で訪れた湖水地方に魅了され、生涯愛し、またその美しい景観を守る活動に力を尽くしました。今回の展示では、これまでまとまって紹介される機会のなかった英国ナショナル・トラストが所蔵する貴重な絵本原画やスケッチ、たくさんの思い出の品々を見ることが出来ました。

絵本のキャラクターがこれほどまでに世界中の人々に愛されるのはなぜなのか。その秘密は、単にファンタジーだけでなく、自然や動植物を愛したベアトリクスの世界感にあるようです。物語は素敵な空想の世界ですが、キャラクターを描くにあたっては、本当の動物が二本足で歩いたらどうなるかがきちんと考えられているのだそうです。子供時代は死んだ野生の動物たちの骨を観察して、骨格を勉強したのだそうですよ。

ですから、大人になってもずっと楽しめるのかもしれません。今まで印刷された絵本しか見たことがありませんでしたが、その原画は、緻密で繊細で、作品としてそれだけで楽しむことが出来ました。

 

18世紀から19世紀に起こった産業革命は、工業化により人々の暮らしを便利にしましたが、同時にそれまでゆっくりとした時間の進み方を激変させ、人々の暮らしを激変させました。この変化が、いずれこの美しい田園風景をも変えてしまうであろうことを、100年以上も前に気付き、尽力したのがナショナルトラスト設立に尽力した人々でありました。

ベアトリクスもその理念に賛同し尽力した一人でありました。世界110カ国(35カ国語)に翻訳されたピーターラビットシリーズの絵本は、累計発行部数2億5000万部だそうです!その印税は湖水地方を守るために使われましたから、私たちが今でも美しい湖水地方を見ることが出来るのはピーターラビットのおかげでもあるのですね。

私ももういちど読んで、湖水地方を旅したくなりました。

 

ハウスオブポタリーさん1 day shop

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秋らしい気持ちの良いお天気が続いております鎌倉です。

22日(土曜日)は、鎌倉山のハウスオブポタリーさんが1 day shopを開いてくださいました。

イギリスのあざやかで、柔らかいカシミアのグローブや、ウールのブランケット、今はもうなくなってしまったポタリーの素敵な器たち、などなど、フローラルのものとはまた違った素敵なたくさんのものをお持ちくださいました。トランクやテーブル、椅子などの家具もとても素敵で、どれも欲しくなってしまうものばかりでした!

ハウスオブポタリーさんからは、スタッフの聖子さんが一日いてくださいましたので、イギリスの色々なお話を教えていただいたり、情報交換したり、お客さまと共に私も楽しい一日を過ごさせていただきました。アンティークショップの後輩として、いつもお世話になっておりますが、これからもまた楽しいイベントをご一緒させていただけそうです。また決まりましたらご案内させていただきます。

周りを見渡しますと、先端がすこしずつ黄色や赤に色づいた葉が見られるようになりました。歩いても歩いても、暑くなく、寒くない気持ちの良い秋の空気です。ぜひ鎌倉散策のおついでにフローラルにもお立ち寄りくださいませ。

また、お休みのお知らせでございます。

30日(日)所用のため、お休みを頂戴いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ハウスオブポタリーさん

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10月22日(土)鎌倉山・ハウスオブポタリーさんが、フローラルに来てくださいます!

上の写真は、ハウスオブポタリーさんが、湘南T-SITEで開催されている「湘南蚤の市」に出店された時のお写真ですので、イメージですが、きっとこのような素敵な感じになります。ハウスオブポタリーさんはいつ伺っても、イギリスのカントリーサイドの素敵なショップに入ったようなわくわくするものがたくさんありますので、どんなものをお持ちいただけるのか、私も今からとても楽しみにしています。

一日だけのコラボレーション。お天気も良さそうですので、みなさまぜひお出かけくださいませ。

そして、翌日の23日(日)は、所用のためフローラルはお休みを頂戴いたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

イギリス・フランス新着フェア

 

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明日17日(月)まで、新着フェアを開催しております。昨日は、風もない秋晴れの気持ちの良い一日で、たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。秋の柔らかな陽にあたりながら、みなさんとずっとずっとおしゃべりしていたくなるような、そんな一日でした。

フローリスト・山中あすかさんも絶好のお花やさん日和で、素敵な秋の雰囲気のお花をたくさんお持ちくださいました。同じ秋の色と言っても前回の3周年フェアの時はオレンジや黄色がメインでしたが、今回は少し深いピンクや黄色や淡い紅葉の色。また違った素敵な雰囲気にしてくださいました。

あすかさんの可愛い息子くんが、ママのためにお花やさんの看板を作ってくれました。お花も、ハロウィンのジャック・オ・ランタンもいますね。私たちやその場にいたお客様みなさんにも指輪を作ってプレゼントしてくれましたよ。

 

 

秋のリースも作っていただきました。黒板と一緒に表にかけてみました。黒板は1930~40年代のイギリスの学校で子供達がノートとして使っていた石板です。よく見ますと、下に昔のチョークの跡が残っています。

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最近は、カフェやレストランでもおしゃれなチョークアートが人気ですよね。このような看板やメニューをよく見かけます。

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そういえば、先日ご紹介したパリのバカラのレストラン、クリスタルルームも写真には写っていませんが、天井まで届く大きな大きな黒板(ブラックボードと言ったほうが良いでしょうか)が配置されていました。もちろん昨今の流行で配置されたボードではなく、内装として計算しつくされたものですが、最高級のエレガントな空間にブラックボードにチョークで書かれたメニューがとても斬新でした。そのバランスがレストランとしての居心地の良さにつながっていたのかもしれません。

こちらは、表札に。バランスが大切なのですね。

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こちらは、お客さまがお持ち下さった「葦」さんのケーキ。季節の栗がふんだんに使われた美味しいケーキの数々。みなで美味しく頂戴いたしました。ありがとうございました。秋の雰囲気に合わせて、こちらも新入荷のイギリスのトレイに載せてみました。

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新着フェアは、明日までとは申しましても、フランスのお土産をお渡しするのがなくなるだけで、それ以降も新着のお品たちを少しずつ出していくことには変わりませんので、秋の鎌倉散策のおついでにぜひお立ち寄りくださいませ。

フランスの旅と新着フェアのお知らせ

 

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今日は、寒い一日でしたね。足元が冷えて、初めてヒーターを出しました(正確には、出しっぱなしで後ろに隠していたヒーターのスイッチを入れました)。私の周りでも風邪をひいてしまった人がちらほら。どうぞ皆さま暖かくしてお過ごしくださいませ。

さて、イギリス・フランス買付の旅も後半ですが、パリにも足を延ばして参りました。10数年ぶりの上、土日2日間だけでしたので、お仕事とは言えず、ほとんど休暇でしたが、パリ在住〇十年や、パリに詳しい友人たちのお蔭でとても楽しい旅になりました。イギリスに続きお天気に恵まれ、夏のような日々を過ごしたのが今となっては既に懐かしいようです。

ロンドン⇔パリは、ユーロスターを初体験しました。中心部セントパンクラス駅からドーバー海峡をトンネルで渡り、パリ北駅まで約2時間20分。出国手続きは必要ですが、空港ほど早く駅に行く必要もないので、便利ですね。この出入国審査で帰りにちょっとした事件が起こりました(起こしました)がまた後日書くことに致します( ;∀;)。

2等席でも、飛行機のエコノミークラスより広いですし、車内も綺麗で快適な旅でした。朝ロンドンを出発すれば、お昼にはパリ市内にいることが出来ますので少ない時間を有効に使うことが出来ますね。

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お昼前には、パリです!

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まずは、バカラ・ギャラリーミュジアム、メゾンバカラへ。この建物は、ベル・エポックの華やかなパリにおける社交界の女王であり、多くの若き芸術家をパトロンとして支えた、マリー=ロール・ド・ノアイユ子爵夫人(1902-1970)が暮らした邸宅でした。フランスの名門貴族であるノアイユ夫妻が、外交官や貴族のほか、コクトー、ダリ、マン・レイ、マレ・ステヴァンといった、20世紀初頭のパリを代表する芸術家や画家、音楽家たちを招き、贅沢なパーティを繰り広げた邸宅が、現在はメゾン・バカラとして一般に開かれているのです。レストランは、子爵夫人が暮らした頃の食堂を改装し、フィリップ・スタルクが装飾を手がけたモダンで優美な空間です。優雅ですが、過度に緊張させない居心地の良い空間で、フランスが誇る3つ星シェフ、ギィ・マルタン氏による最高のお料理をいただくことが出来ました。

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バカラは、1764年、フランス王ルイ15世により、ロレーヌ地方のバカラ村にガラス工場設立が許可されて以降、ルイ18世のグラスセットの注文を受けたことをきっかけに、世界中をその名を轟かせ、ロシア皇帝ニコライ2世をはじめ、インドのマハラジャやフランクリン・ルーズベルト、ロシア宮廷、日本の皇室などにもクリスタル製品を納め、現在に至ります。その輝かしい歴史と素晴らしい特注品の数々もミュジアムで見ることが出来ます。

もちろんショップも併設されていますので、現在の製品も購入することが出来ます。バカラの製品が昔と変わらぬ職人の匠の技によって作られていることは、私が書くまでもないと思いますが、グラス1つをとっても、完成までには6人で2日以上かかるのだそうですよ。

 

 

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邸内の随所に配置されたシャンデリアは息をのむ美しさ。中でも階段ホールに下がるものは、重さ800㎏だそうで、クリスタルが眩く煌めきます。1855年に作られた当時はキャンドルが灯されていたそうです。それだけのキャンドルを灯すのにどのぐらいの時間がかかったのかしらとか、お掃除大変だったでしょうねとか考えてしまいますが、それはもうそれだけをしていた使用人がいたことでしょう。

この階段を上がって、ミュージアムとレストランに行きますので、シャンデリアを間近に見ることが出来ます。1つだけ配置されている赤いクリスタルパーツも近くで見ることが出来ます。

クリスタルの優雅な世界を拝見し、素晴らしいパリの旅の始まりとなりました。

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さて、現実に戻りまして、フローラルでは、明日14日(金)~17日(月)まで、イギリス・フランス新着フェアを開催いたします。15日は、1dayお花屋さんも来てくれます。秋晴れのお天気になるようです。ぜひ気持ちのよい鎌倉にお出かけくださいませ。

 

 

 

 

イギリスの旅・Teahouse

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ロンドンのホテルや、マナーハウスでのアフタヌーンティーももちろん素敵なのですが、気軽にティタイムを楽しむことが出来るティールームにも素敵なところがたくさんあります。甘いものがそれほど得意ではないので、スコーン+ケーキはとてもいただけないということもあり、紅茶+スコーンの「クリームティー」をどこに行っても楽しみにしています。

今回は、少しのんびりの旅ということもあり、今まで行きたかったけれど、時間がなくて断念していたティハウスいくつかに行くことが出来ました。

まずは、Rye の「The Cobbles Tea Room」。表通りの石畳の道から少し路地を行くと、この可愛らしい小さなTea Roomの看板が見えてきます。

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スコーン2つに、たっぷりのクロテッドクリームにいちごジャムが永遠の定番です。ランチの代わりにもなるぐらいのボリュームですよね。紅茶も美味しかったですし、スコーンも外は少しカリッと中はふんわりして期待を裏切らない美味しさでした。写真の奥のデザートは、友人の頼んだ「プディング」です。

私たちはプディングというと、卵の冷たいカスタードプリン(アメリカも同じ)を想像しますが、イギリスでプディングとは、「小麦粉と牛乳を使った料理」のこと。小麦粉と牛乳を基本として、ラード、米、香辛料などを使い、プディング型に入れ、焼いたり、蒸したりする料理の総称です。甘いデザートもあれば、グレービーソースをかけてお肉や野菜と一緒にいただくヨークシャープディングや、朝食に出される豚の血を使ったブラックプディングなど、甘くないお料理もあります。

クリスマスキャロルにも登場するクリスマスプディング(プラムプディングとも言う)はイギリスを代表するデザートと言っても良いでしょうか。小麦粉、砂糖、牛乳、牛脂にたっぷりのドライフルーツやナッツなどが入った日持ちのするどっしりとしたデザートです。

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イギリスでは、「Today ‘s Pudding」というと、「本日のデザート」というようなデザートの総称でもあるそうです。こちらのティルームにも6~7種類のプディングがあり、友人の選んだプディングは、「プディングのカスタードソース。しっかりと甘いプディングに、甘いカスタードソースがたーっぷりかけられていました。一口食べさせてもらいましたが、それはもう、一口だけで紅茶1杯いただけるような、美味しい甘さでしたよ(^_-)-☆。友人は、後から想像するだけで口の中がデザートを食べた気分になったそうです。イギリスの方は本当に甘いものがお好きです。

2軒目は、ブライトンの「Blackbird Tea Room」。アンティーク&ヴィンテージの家具や食器をおしゃれに使ったトラディショナルティールームです。テーブル、棚、階段、食器類、どれをとってもとても素敵なのです。この日は4人の女性が働いていましたが、制服ではないようですが、皆、黒のレースやシフォンのブラウスに黒のタイトスカートに白いエプロン姿でキビキビと動く姿がとても素敵でした。私たちはティータイムでしたが、朝食、ランチもとても美味しそう。また行きたいお店の一つです。

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そして、最後にTea house ではありませんが、Ryeでいつもお世話になるマダムのご自宅にて。アンティークディーラー歴、約60年!私にとっては、先生以上の憧れの存在ですが、いつも優しく迎えて下さいます。実は、この30分前にThe Cobbles Tea Room に行ってしまったので、甘いものでお腹がいっぱいだったのですが、紛れもなく、今までいただいたケーキの中で一番美味しいホームメードレモンケーキでした。

ベリー類はガーデンで摘んでくださったもの。ベリーだけでいただこうと、アイスクリームは辞退したのですが、「これはアイスクリームを添えると美味しいのに」というおばあちゃまの哀しいお顔を前にして辞退することが出来るでしょうか。いえ、出来ません。

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今日は、ここまでにさせていただきます。

今週の金曜日14日から17日まで、新着フェアがございます。

おでかけいただければ嬉しいです。15日(土)は1day お花やさんの予定です。

 

お休みのお知らせ

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明日10月8日(土)は、所用のため、お休みを頂戴いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

10月14日(金)~17日(月)は、新着フェアを開催いたします。期間中お買上げの方にささやかなイギリス・フランスのお土産(だったのですが、既になくなってしまい、プチギフトにいたします<(_ _)>)を差し上げたいと思います。15日(土)は、お天気が良ければ、blooms by asuka yamanakaさんの1day お花やさんも予定しております。みなさまのお越しをお待ちいたしております。

10月11月のお休みは、HPトップページのカレンダーでもご案内しておりますので、ご覧くださいますようお願いいたします。

イギリスの旅・3日目

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秋らしい気候になったかと思えば、今日は暑い一日でございました。八幡様では流鏑馬が行われていましたし、鎌倉でもあちこちでイベントが行われており、賑やかなに日曜日だったのではないでしょうか。私はお店のオープン前に、鎌倉山のハウスオブポタリーさんで開催されたFlea Marketに行ってまいりました。個人の方のフリーマーケットから、お花やさん、お菓子やさんと色々出店されていてとても楽しい日曜日の朝でした。

さて、間があきましたが、イギリス・フランス買付の旅のレポートの続きです。

イギリス3日目は、南東部イーストサセックス州のRyeへ。中世の町並みがそのまま残された可愛らしい小さな町は、アンティークショップや小さなティールームが軒を連ね、旅行先としてイギリスの人々にも大人気なのだとか。サマーシーズンは例年大混雑するそうで、8月は避けた方が良いとRyeの方にアドバイスをいただいたほどです。

前日、暗くなるギリギリにRyeの町に入り、昨年も泊まった小さな可愛らしいB&Bへ。インテリアの可愛らしさと清潔さ、居心地の良さに今年もこちらに予約をしました。カントリーサイドにはこうしてリーズナブルに気軽に泊まれて可愛らしいB&Bがたくさんありますので、色々泊まってお気に入りを探すのも楽しいですね。

私たちが日本から来るということで、暖炉の上には日の丸も立てて待っていてくださいました。

朝食でお隣のテーブルだったご夫妻は、なんと15年間毎年こちらに泊まっているのだとか。

ところで、このダイニングルーム、あまりにガラッと雰囲気が変わっていたので驚きました。昨年伺った時は、重厚な、どちらかというと男性的なダイニングルールだったのですが、とっても可愛らしい壁紙になり、梁や窓も真っ白に塗りなおされて更に素敵になっていて驚いたので、マダムにそうお伝えしたら、「気付いてくれたの!?」と喜んで下さったのですが、前述の15回目のご夫婦は、全く気付かなかったとのこと!壁が黒から白に変わったぐらいの変化なのですが、人の興味のポイントの違いでしょうか( ;∀;)

嬉しいイングリッシュブレックファスト。トマトとフルーツの一部はお庭の温室から。

 

あと2週間早く来てくれたら、お庭に花がたくさんあってとてもきれいだったのにとしきりにおっしゃっていましたが、私からしましたら十分過ぎるほど素敵です。奥には、ご家族の乗馬用の馬が放牧されています。Rye近郊には羊はたくさん放牧されていて、のどかな風景が続いていますが、さすがに馬はあまり見ることがないように思います。廊下にはお子さん達の馬術大会での写真や素敵な結婚式の写真が飾られていて本当にアットホームです。

本当は、ゆっくり何泊かしたいところですが、Ryeはどうしても日帰りか1泊になってしまうのが寂しいところです。

 

朝食後は、アンティーク買付のお約束の時間まで町を散策です。1時間もあればぐるっと回れてしまう小さな町ですが、町並みも素敵ですし、可愛らしいアンティークショップやお洋服屋さん、雑貨屋さん、ティハウスがたくさんあるので、お好きな方はぜひ1泊されることをオススメいたします。

チューダー朝の住宅様式であるハーフティンバー様式の家々が並び、中世の町並みがそのままに残る美しい町。驚くのは、これらが現在でも住宅や店舗として普通に使われているということ。保存や補修も大変だと思いますが、一般の住宅でも、通りに面した窓は、花やレースのカーテン、陶器などで美しくディスプレイされており、美しく生活することへのこだわりが感じられます。

 

下の写真は、ちょうど修復中だったお宅。このようにしていつでもどこかで修復作業が行われています。

下の写真、Ryeを代表する旅籠、マーメードインなどは、12世紀のノルマン様式の部屋がまだ残っているほどで、再建された現在の建物でも1420年のものですから、その歴史に驚きます。隠し扉があり、密売人の巣窟だった時代から、シェークスピアやクイーンエリザベス1世からエリザベス女王、皇太后など華麗なる顧客をもっていることも歴史の1ページですが、もう一つ有名な点があるのです。それは、「幽霊の館」ということ。目撃談は後を絶たず、もはやマーメードイン自身がホーンテッドインとしてホームページを開設しているほどです。

私も数年前に一度泊まったことがありますが、ミシミシと鳴る廊下を歩いていたのは他のお客様でしょうか。

それとも|д゚)。。

お好きな方はぜひ一度お泊りになってください。もちろん、お風呂などの設備は快適ですし、気味悪さは全くありません。とても素敵な歴史あるホテルです。

 

今日は、ここまでにさせていただきます。