FLORAL DIARY

2016年2月

お休みのお知らせ

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本日2月29日(月)~3月2日(水)までお休みを頂戴しております。

ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

オンラインショップでのお買い物はお受けできますが、発送は3日以降となります。お急ぎのご連絡は、お問い合わせフォームもしくは、メールでお願いいたします。info@floral-antiques.jp

 

お休みのお知らせ

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先日、リバプール国立美術館所蔵「英国の夢・ラファエル前派展」に行ってまいりました。

19世紀中頃、ハント、ミレイ、ロセッティら若い芸術家たちによって結成されたラファエル前派。英国が誇るその傑作が集められた展示です。

息遣いやドレスの質感まで感じるような緻密な描写と、その世界に入り込んだかと錯覚するような鮮やかな色彩に引きこまれまれるようでした。花々が溢れる情景も美しく、ヴィクトリア朝の人々を魅了した、英国らしい美しく甘美な世界を堪能することが出来ました。

リバプールといえば、貿易や工業の街、あるいは人によっては、サッカーやビートルズのイメージが強いでしょうか。なぜロンドンでなく、リバプールにと思わなくもないのですが、19世紀当時は英国随一の貿易港として栄えた街、冨も活気も集中していたのですね。

さて、本題ですが、

明日2月29日(月)~3月2日(水)までお休みを頂戴いたします。

ご好評をいただき、完売となっておりました韓国の作家の作品の買付に、韓国に行ってまいります。

3日(木)より通常営業致します。どうぞよろしくお願い致します。

 

パール展

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ブローチ  ひまわり 大 約10cm 小約5センチ 大 ¥85,000 小 ¥40,000

 

3月11日(金)~14日(月)まで、『Marin & Dunstan パール*真珠*Peral展』を開催いたします。
「マリン&ダンスタン」は、神戸・東京で長年真珠養殖、加工そして、50年以上パレスホテル東京にて真珠宝飾販売をなさってきた老舗真珠会社の新デザインラインです。

湘南の自然あふれる小さなアトリエ「マリン&ダンスタン」のモダンで存在感のあるパールジュエリー。真珠本来の「かたち」をデザインの要にとらえ、シルバー、ゴールドだけでなく、木や木炭などを合わせた洗練されたジュエリー作りに定評があります。

下の写真は、木や木炭を合わせた 竹内剛さんデザインによるもの。上の写真は、そのお父様 竹内七郎さんデザインによるものです。お二人ともに伝統的な真珠を大切にしながらも外国生活で得られたモダンなエッセンスでお客様を魅了しています。

今回フローラルでは、七郎さん剛さんお二人の作品をご覧頂き、お求めいただけます。また、真珠をもっと身近に感じていただきたいという思いから、様々な真珠(ルース)の中から形やお色をお選びいただき、お好みのデザインに仕上げていただくことも出来ます。

真珠をオーダーというと、私などはハードルが高すぎて尻込みしてしまいそうですが、選定からデザイン、製作まで全てをご一家で手掛けていらっしゃる老舗ならではで、余分なものを省き、真珠のルースは3,000円~。そして、その他材料(K18やシルバーなどにより金額は変わってまいりますが)費のみでお受け下さいます。

また、会期中は、剛さんの奥さまである忍さんが常駐致します。私とマリン&ダンスタンさんとの出逢いは、この奥さまの忍さんなのですが、いつも素敵なシンプルなシャツやセーターに、必ず着けていらっしゃるパールの装いがとても素敵で美しく、言葉を交わす前から一方的に存じあげていたのでした。パールの素敵な身につけ方をご相談するには忍さん以上の方はいらっしゃらないと思います。組み合わせ方はもちろん、パールの連の長さや大きさには流行もあり、その方に合ったスタイルもありますので、ぜひお気軽にお出掛けくださいませ。

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ティボウル

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先日はティキャディのお話をいたしましたが、今回はティボウルのお話です。中国からもたらされ、上流階級の人々を熱狂させた「お茶」ですが、同時に茶器として当時まだ西洋では作ることの出来なかった透き通るような白い磁器もまた輸入され、オランダやポルトガルの王侯貴族を魅了しました。ハンドルのない中国式の磁器のブルー&ホワイト小さなボウルでお茶を飲むことはこの上なく贅沢なことで、冨と権力の象徴としてティボウルを持つ姿が多くの肖像画にも描かれています。

現在では、ボウルとソーサーがセットで「ティボウル」と呼ばれていますが、もともとは茶碗のみでした。一緒に輸入された同じ絵柄のプレートを受け皿として使ったことがソーサーの始まりです。その後、西洋式のお茶のマナーを確立したのはオランダ宮廷でした。ソーサーは平たい皿からフチが上がったものとなり、今では考えられませんが、ボウルに入れた茶をソーサーに移して飲むのがマナーとされました。

ティボウルでお茶を飲む習慣が英国に入ってきたのは1662年のこととされています。チャールズ2世の王妃、キャサリン・オブ・ブラガンザがお茶文化が宮廷に定着していたポルトガルから輿入れした際にたくさんのお茶や茶器を持ち込んだのが大きな転機であったようです。

18世紀になると、英国オリジナルのティーボウルが作られるようになりました。中国や日本のデザインを模したものから次第に英国風の花柄のものが作られるようになります。

写真は大変貴重なロイヤルウースター窯のティボウルとコーヒーカップ&ソーサーのトリオです。トリオと言いますと、現在ではカップ&ソーサーとケーキプレートの3点セットをさしますが、ヴィクトリアアン初期までは、トリオとはティカップ&コーヒーカップ&ソーサーの3点セットをさす言葉でした。紅茶とコーヒーを同時に飲むことはないので、2枚のソーサーは不要というのが理由だったのだとか。

イギリスでもなかなかこの状態の良い3点セットには出逢えません。華美過ぎない繊細な美しさが際立っています。手の中にすっぽりと収まるサイズが、当時の貴重なお茶の時間の様子を伝えてくれているようです。

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ロイヤルウースター flight

1783~1792年製

¥58,000(税込)

明日19日(金)は12時30分開店とさせていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

ミモザ

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春の嵐のバレンタインとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。バレンタインフェア、たくさんのみなさまにお越しいただき、無事終了いたしました。ありがとうございました。

風邪を何とか治してきました!とおっしゃっていた方も多く不安定なお天気に中々体がついていきませんね。昨日一昨日で庭のミモザが一気に開花しました。

洗練された可愛らしいデザインに、丁寧で確かな技術が人気のベトナムの手刺繍の袋ものたち。春の新作も続々入荷しております。ミモザ柄も可愛いです。花柄の明るい小物は持っているだけで気分も明るくしてくれます。

¥1,000(税別)~

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こんな可愛らしいくるみボタンのブローチも!タイトルもユーモラスで、一番下のものは、「ワンカップ」(カップに入ったワンコということですね、はい)その右上のくまさんの様な子は実はワンコで「チラリ犬」。シンプルなセーターやバッグにつけても素敵なアクセントになりそうです。

ブローチはSOLD OUTとなりました。ありがとうございました。

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バレンタインフェア開催中です

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14日(日)までバレンタインフェア開催中です。Patisserie Rさんのお菓子と山中あすかさんのお花を楽しみにして下さっていたみなさま、ありがとうございます。

今日は、静かな曇の一日ですが、おかげさまで店内も店先もとても華やかです。

マロンブラウニー、いちごミルクのパウンドケーキ、ゴマのフロランタンに、フロランタンショコラ、ハートのジャムクッキー、大きなハートのアーモンドクッキー、チョコパッションのキャラメル。

今回初めていただいて、美味しさに悶絶したのは、チョコベリーサンドクッキーと、ヘーゼルショコラのダックワーズ!

チョコベリーサンドクッキーは、卵の入らないサクサクのチョコレート生地にラズベリージャムとしっかりとしたチョコレートが挟まっています。

ダックワーズは、ヘーゼルショコラは初めてかな?と思うのですが、アーモンドやヘーゼルナッツを加えたメレンゲ生地に、カカオマス(無糖チョコ)とヘーゼルプラリネを混ぜたバタークリームが挟まっています。玲子さんの技術はもちろんですが、バターもカカオもとびきり良い素材だからこんなに美味しいのだと毎回実感させられるのです。

小さな男の子が、「ボクに1つ、パパにお土産に1つ」と買ってくれたり、外国の方がフラリと寄って買って下さったり、お一人で散策中の男性がご自分のおやつに買って下さったり。バレンタインフェアではありますがご自身用にもおみやげにもおすすめでございます。

blooms山中あすかさんのブーケは、2種類です。

深い紫のシックなブーケは、チューリップ、スカビオサ、ぜんまい、ユキヤナギ。¥2,000

ブルーが清々しい季節のブーケは、ヒヤシンス、スイトピー、パンジー。とっても良い香りです。¥2,500

店内では、お買い上げの方にコーヒーをサービスさせていただいております。お買い上げいただいた玲子さんのお菓子をその場でいただいちゃうことも出来るというわけです(^o^)

みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。

バレンタインフェア

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明日2月11日(木)~2月14日(日)までバレンタインフェアを開催いたします。

今年も、Patisserie Rさんの美味しい焼菓子と、blooms 山中あすかさんのブーケを販売させていただきます。

お菓子もお花も、お二方にお任せしているので、実は私もまだどんなものをご用意くださっているのか知らず、ドキドキ、ワクワクしております。お庭や周りの景色も寂しくなりがちな冬の最後のこの季節ですが、ハートがたくさんであたたかなバレンタインディスプレイがとても楽しみです。

日本では、女性から男性にチョコレートを贈る日。欧米では、男性から女性にお花を贈る日。中学生時代を過ごしたアメリカでも、女の子同士でもお菓子や手紙を贈りあっていましたよ(女子校でしたので)。美味しいお菓子や素敵なお花は、どんな風習や習慣だったとしても、贈られたら嬉しいものですよね。もちろんご自分のためにも。

みなさまにお会いできますことを楽しみに致しております。

下の写真は、昨年の様子です。

 

ティキャディ

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立春を迎え、窓から入る光も木々や草花の蕾も、春の訪れを少しずつ感じられるようになりましたね。とは言え、まだしばらくは寒い日が続きます。美味しい紅茶を教えていただいたり、上海の知り合いからとっておきの美味しい中国茶をいただいたり、暖かい飲みものでティタイムが楽しみな日々です。

さて、英国でお茶が普及したのは、17世紀後半のこと。ご存知の通り、お茶の歴史は紀元前に中国から始まります。日本へは8世紀に仏教を学びに中国へ渡った僧侶を通じて伝来し、鎌倉時代以降は、武家社会の「茶の湯」文化として定着しました。

日本へ伝わった「茶」は広東語の「チャ」から、西洋に伝わった「ティ」は福建の「テー」からと大きく分類されていますが、西洋へ伝わったのはだいぶ後になってからのことで、1560年頃ポルトガルの宣教師によって伝えられました。

時は大航海時代、先日のボタニカルアートのお話の続きのようになりますが、当時の西洋の人々が初めて触れる新種の植物に熱狂したように、お茶は大変貴重な東洋の神秘の薬として伝わりました。

17世紀になり、中国や日本から伝わった茶の輸入が安定してくると、それは上流階級の人々のステイタスシンボルとなります。高価で希少な茶を保管する箱は、ティキャディと呼ばれる宝石箱のようなものに鍵をかけて厳重に大切に保管されていました。マホガニーやウォールナット、ローズウッドなどの高級輸入木材で作られ、象牙、白蝶貝などで装飾が施されました。一つの箱のものと、中が2つに別れているものがありますが、2つに別れるのは17世紀以降のもの。それまでは緑茶だけでしたが、17世紀に福建省・武夷山(ウイ)で、茶葉を発酵させて作る烏龍茶が登場したのです。福建省からティを輸入していた英国にもこの烏龍茶が伝わることとなります。これは、武夷が訛り「ボヒー」と訳された為に、ボヒー茶と呼ばれました。緑茶とボヒー茶、両方を入れる為に2つに分かれているのです。さらに真ん中にガラスのミキシングボウルがセットされているものもあります。

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こちらは、上流階級からさらに中産階級にまで優雅な午後のお茶の習慣が広がったヴィクトリアン時代のもの。TEAとプレートのついたマホガニー製のティキャディです。当時の人々の思いを想像しながら手に取るととてもワクワクしてきますね。イギリスでも専門のアンティークショップが存在するほどコレクターに人気があります。ティキャディとしてももちろんですが、大切な物入れとしてもお使いいただけます。残念ながらオリジナルの鍵は付属しておりません。他にもローズウッドのティキャディなど色々ご用意しております。

お休みのお知らせ

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明日2月2日は定休日でお休みをいただきまして、連休で3日(水)もお休みとお伝えしておりましたが、3日は営業し、4日(木)にお休みさせていただくことになりました。急な変更で申し訳ございません。どうぞよろしくお願いいたします。

2月3日は節分ですね。鶴岡八幡宮でも節分祭がとり行われます。13時から厄除・開運のご祈祷の後、豆まきとなります。当日事前に整理券が配られますが朝から行列になりますので、どうぞ温かくしてお出掛け下さい。お疲れになりましたら、どうぞフローラルにお立ち寄りください。

写真は、冬のお出掛けにぴったりなポシェットです。イギリスの作家Christine Bradfordによるもの。アンティークのパーツやクロスを使い、バッグやアクセサリーなどスタイリッシュな作品に仕立ることで人気の作家です。こちらは、ブルーグレーの美しいウールをフェルト化し、バッグに仕立てています。内側にヴィンテージの布が使われています。シンプルなお洋服も華やかに見せてくれるアクセサリーのようなバッグですが、しっかりとした作りで実用的でもあります。冬のお出かけを楽しくしてくれるポシェットいかがでしょうか。

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16cm×20cm

¥6,800(税別)