FLORAL DIARY

2015年7月

ヴィンテージブローチ

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外に出るとクラクラしそうな暑さですね。

こんな日は、お客様も、散策する気分にもならないようで、椅子をお出しして長いことおしゃべりをしておりました。ドアを閉めて、クーラーを効かせてみなさまのお越しをお待ちしております。

そして、小さくて可愛らしいものたちを見て現実逃避。ヴィンテージのブローチ、たくさん入荷しております。涼しげな真っ白なシャツや帽子につけても素敵ですね。

¥2,000より

お休みのお知らせ

 

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今日は、鎌倉花火大会の予定でしたが、昨日高波の為打ち上げ設備の配置が出来ないとのことで、中止が発表されています。残念ですが、鎌倉にお越しのご予定の方はお気をつけ下さいませ。

フローラルは、明日24日(金)所用のため、お休みを頂戴致します。また、27日(月)は14時までの営業とさせていただきます。ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程お願い申し上げます。

8月のお休みは、火曜日定休日に加えまして、8日(土)、23日(日)~26日(水)でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、写真は手鏡です。白いレースに中央の薔薇は陶器に描かれたものです。ずっしりと重さがあり、とてもエレガントです。飾っておきたくなる美しさですが、鏡の状態も良く、毎日のお化粧に十分お使いいただけます。そんな余裕を持って一日をスタートさせたいものですね。

27cm

¥6,000(税別)

夏のバッグ

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関東甲信越の梅雨明けが発表されましたね。夏が待ち遠しかった方も、暑い夏が憂鬱な方もいらっしゃるかと思いますが、そんな夏を素敵に乗り切れそうなバッグがNefer Galleryさんから届きました。以前吉祥寺のGallery KAIさんでの展示をご紹介したレバノンの女性デザイナーSarah Beydounによる「Sarah’s Bag サラズバッグ」です。

杉の木立とエメラルドグリーンの海岸線が続き、中東のパリと称されるレバノンですが、長く続いた内戦により、人々は貧困や生活の困難に陥りました。そんなレバノンに生まれ育ち学んだSarahさんは、女性たちに職業訓練として刺繍や手芸を指南し、現地の女性たちの地位向上を目指す社会的支援を目的として、2000年にサラズバッグを立ち上げます。

支援目的とは言っても、注目されるのはハンドメイドのクオリティの高さだけではありません。洗練されたエレガントなものからポップなものまで秀逸なデザインは人々を魅了し、現在では世界各国のVOGUE、ELLE、そしてHarper’s BAZAARなどのファッション誌にも度々掲載されるようになりました。

Queen Rania

写真は、Raniaヨルダン王妃がスペインのロイヤルウェディングに参列された時のものです。知性が溢れ、ため息の出るほどに美しい装いが印象的でしたが、その時手にお持ちだったのもSarah’s Bagです。現ヨルダン国王・アブドゥラー2世との結婚前はビジネスウーマンであった王妃は、その経験も活かし、国内に女性の為の職業訓練施設を作るなど、子供の教育や女性の地位向上の為の積極的な社会貢献活動で知られています。

中東文化を感じさせながらも、女性らしいクロシェや刺繍を組み合わせながら全ての工程をハンドメイドで丁寧に作られるSarahさんのバッグ。Nefer Galleryの金田理恵さんがベイルートに足を運び、セレクトしていらしたものです。今回フローラルでご紹介するのは、夏らしさ全開のカゴのバッグとビーチバッグ。どちらもレース編みが可愛らしく、使いやすい大きめサイズです。

フラワーモチーフが可愛らしいカゴバッグは、幅55cm×高さ30cm 広げればマチが15cm程になりますので、荷物が多くなりがちな夏のお出掛けやお買い物にも。また、お部屋に置いてディスプレイとしてもとても素敵です。

¥48,000(税込)

白いクロシェレースのビーチバッグは、内側がビニールコーティングされています。優雅なビーチバッグとしてはもちろん、上品なブラウンの革のハンドルとオフホワイトのレースですので、夏のお出掛けバッグとして便利にお使いいただけます。たっぷりはいりますので、素敵なマザーズバッグをお探しの方にも良いですね。

W40cm H33cm D14cm

¥48,000(税込)

プチポワンドレッシングトレイ

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刺繍やレースのものは、陶器類とはまた違ったワクワク感を与えてくれますが、プチポワンのドレッシングトレイやガラスの入れ物、ミラー類は本当に優雅で、とても幸せな気分にさせてくれます。今回ご紹介致しますのは、1940年代の美しいプチポワンのドレッシングトレイです。

プチポワンとは、フランス語で小さな針目という意味の言葉で、18世紀にウィーンで生まれた刺繍のこと。細かい刺繍を絵画のように施した芸術作品で、マリーアントワネットやハプスブルグ家の女性達にも愛されたことで知られています。また、刺繍が貴婦人の優雅な趣味としても広まり、身の回りのたくさんの小物たちが美しいプチポワンで彩られました。

こちらは、エレガントなレースと薔薇とすずらんのプチポワン刺繍をガラスで挟み、繊細な真鍮細工で縁と足、ハンドルが作られています。ハンドル部分の細工もとても優雅でありながらしっかりとした造りです。

ドレッサーの上に置き、パウダーやブラシ、小さな手鏡などを置いて、お支度用に使われたものですが、同じように香水やジュエリーを乗せておいたり、また、立て掛けて飾っても美しい刺繍の額縁のようです。

サイズ 22cm×36cm

¥27,000

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

 

 

インド・ハンドブロックプリントチュニック

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爽やかで涼しいインドのハンドブロックプリントのチュニックです。薄手のインド綿がとても柔らかく、古典柄がとても可愛らしい印象です。2着のみのご案内になってしまいました。以前もご紹介した、ルイージ・カッテラン氏によるヴェネチアンガラスネックレスが誂えたかのようにぴったりです。本格的な夏の到来の前に是非素敵な夏服をお試し下さいませ。

トルソーは9号サイズ。こちらは9号ジャストサイズです。

ブルー・オレンジ各¥18,000

チュニックじゃなくてごめんなさい

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今日も梅雨が明けたかと錯覚するようないいお天気でしたね。今日はチュニックをご紹介するつもりだったのですが、たくさんのお客様がご来店下さり、陽の光があるうちに写真を撮る事が出来なかったものですから、とっておきのお気に入りの器をご紹介させて下さいませ。

上品なピンクのグラデーションがとても可愛らしいローズのカップ&ソーサー&プレートのトリオとシュガー&クリーマーです。

紅茶にもコーヒーにもたっぷりとお使いいただけるタイプです。ローズが全面に描かれていますが、優しいお色だからでしょうか。うるさい感じは全くありません。こんなカップで一日をスタートしたらとてもハッピーに過ごせそうです。

Royal Stuart

カップ&ソーサー&プレート トリオ SOLD OUT

シュガーボウル SOLD OUT

クリーマー 8,000(税別)

 

 

 

 

夏のワンピース

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「やっと太陽を浴びましたね!」今日は朝から何度この挨拶を交わしたことでしょう。お家の空気の入れ替えに、お洗濯に、心身の健康のための太陽浴に、みなさま久々に気持ちのよい一日を過ごされていることと思います。

いよいよ夏がやって来ます。これからの季節にぴったりのインドのブロックプリントのワンピースをご紹介致します。Neferギャラリーさんがインドで直接セレクトしているもので、インド綿にハンドブロックプリントとレース、刺繍が優雅に施されたワンピース。しっかりとコットンの裏地もついています。

ハンドブロックプリントに関しましては、フローラルHPの「インドより」をご覧くださいませ。

安価なインドのブロックプリントは、巷に溢れていますが、デザインはもちろん、誰が、どのような労働環境下で作っているかがわかっていることはとても大切なことですよね。

おしゃれで涼しく、他の方と被らない一点ものということで、私も毎年楽しみに購入し、すっかり夏の制服のように愛用させていただいています。

コットンですので、普段着としても最適ですが、レースや刺繍が美しいですので、ショールやカーディガンを羽織って、素敵なお出掛け着にもなってくれます。エレガントなサンダルも合いますが、実はビーチサンダルも合ってしまうのですよ。

サイズはワンサイズです。トルソーは身長約160センチの9号サイズ。9号サイズの方はすこしゆったり、11号サイズの方はぴったりサイズでお召頂けるサイズ感です。ヒザ下までの長さで大人の女性もエレガントにお召いただけます。

①ブルーのお花のワンピース

 

②ブルーグレーと刺繍のワンピース

 

③白地に黒とレースのワンピース

各¥21,000

明日は、チュニックをご紹介致します。

雨も一段落だそうです

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梅雨明けが待ち遠しい日々が続いておりましたが、明日はやっと太陽を浴びられそうですね。ご近所のお店にも夏のサンダルがたくさん並んでおり、私も可愛らしいビーズのビーチサンダルを買いました。足元も出番を待ちわびています。フローラルにも今週末ぐらいからNefer ギャラリーさんの素敵なインドの夏のブロックプリントチュニックが並ぶ予定ですので、またご紹介させていただきます。

遅くなりましたが、鶴岡八幡宮の骨董祭りには、たくさんのご来場をいただきまして、ありがとうございました。いつもフローラルでお会いするお客様も屋外でお話するとまた新鮮な楽しさでございました。夕方にお越し頂いた方々には雨になってしまい、申し訳ないことでございました。初めてお会いするお客様もたくさんいらっしゃいました。骨董祭りにお持ちしたものはほんの一部ですので、是非ショップにもお遊びにいらしてくださいませ。

写真は、可愛らしい小さなものたち。棚、ショットグラス、ミニグラス、小さなレースなどなど。¥1,080~。棚は¥19,800。お気に入りの小物のディスプレイにとても素敵です。

 

 

ウィローパターン

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17世紀頃からヨーロッパで流行した中国趣味の芸術様式・シノワズリ。 18世紀の中ごろにフランスのロココ文化と融合し人気が最高潮となりました。イギリスでは、後のジョージ4世が、父ジョージ3世の摂政となった19世紀初頭に、シノワズリや伊万里の金襴手を大変に愛したことから、上流階級の人々を夢中にさせることとなりました。銅版転写の技術により、一般階級にもお茶を楽しむ習慣が根付き、ティセットが一般にも普及した時代でもあります。

イマリやブルーイタリアンなどと並び、ロングヒットとなった「ウィローパターン」は、柳文様と呼ばれる中国の風景を描いた作品ですが、同じ文様を様々な窯が作成しました。今回ご紹介致しますのは、ウェッジウッドのウィローパターンです。

外国に渡るなど夢のまた夢であった時代。その中心にいたジョージ4世も中国を訪問したことはありませんでした。人々の東洋への憧れは大変なものだったことでしょう。楼閣にそびえ立つ松の木、柳の木、二羽の鳥、川に浮かぶ小舟と橋という中国の山水画のパターンで、壮大な悲恋物語が描かれていると言われています。実のところは、器の流行と共に、後付けされたお話なのですが、販売促進の為の戦略と言ってはあまりに風情がありませんね。

それだけ人々が、ティタイムでの会話を大切にし、一生見ることがないであろう異国の地に憧れたということですね。

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その悲恋の物語

「その昔、中国に富と名声を併せ持つ大富豪がおりました。彼にはコンセーという美しい娘がおりました。コンセーは、父の家来であるチャンと恋に落ちます。やがて2人の恋に気付いた父は激怒し、チャンを追い出し、屋敷に高い塀を作り、離れを作って娘を幽閉します。

程なくして父は、娘と、地位の高い年の離れた男との政略結婚を決めました。絶望の底のあったコンセーですが、ある日川を流れてくる小舟に手紙がくくりつけられているのを見つけます。チャンからの手紙でした。コンセーは「どうか私をここから救い出してください」と返事を流します。

迎えた祝言の日。屋敷に忍び込んだチャンにコンセーは、結婚相手から贈られた宝石がぎっしりと詰まった箱を渡し、屋敷を逃げ出します。しかし、大きな柳の木の麓まで来た時、見つかってしまいます。何とか逃げ切った2人でしたが、怒り狂った父は、宝石泥棒としてチャンに死刑の通達を出しました。

宝石を売りながら、土地を耕しながら暮らしていた2人でしたが、周りの農民たちの暮らしは厳しく、飢饉に見舞われることも度々でした。それを見たチャンは、自分の知識を活かし、農業指導本を書きました。その本は多くの民を救い、大ベストセラーとなりましたが、やがてそれは父の耳に届くこととなります。

父は兵を遣わし、チャンを殺してしまいました。絶望したコンセーも家に火を放ち自らの命を絶ちました。

2人は生まれ変わって2羽の鳥となり、仲睦まじく羽ばたいてゆきました。」

一枚のお皿に無限の物語の世界が広がっています。そう思って見てみるとブルー&ホワイトの一枚の絵から、イマジネーションの映像が飛び出してくるようです。みなさまそれぞれに物語を考えても楽しいですね。昔の人々はそんな風にお茶の時間を楽しんでいたのかもしれません。

イギリスでは、現在でも専門に扱うショップもある程人々に愛されているウィローパターン。クラシカルなレストランやホテルの暖炉の上にずらりと並べられている様子も良く見ます。

お手持ちの和食器との相性が良く、落ちついた雰囲気をお望みの方にもおすすめ致します。

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全てウェッジウッド製ですが、年代は様々ですので、お問い合わせ下さいませ。

カップ&ソーサー ¥3,500

プレート ¥1,500~

チュリーン ¥12,000 他色々

 

 

鶴岡八幡宮の大祓

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早いもので一年も半分が過ぎ、7月となりました。

昨日6月30日は、「水無月の大祓」もしくは「夏越の大祓」と言われる祓いの神事が執り行われる日。心身を清め、暑さで体調を崩しやすい夏を乗り越え、家内安全・無病息災をお祈りする日です。

今年半分のお礼と、これから半年のお導きをお願いして参りました。4日の骨董祭ではお世話になります。

その後は、大変な混雑の鎌倉をちょっと抜けだして、横浜の三渓園へ。三渓園は、明治時代から大正時代にかけて、製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原三渓(本名富太郎)が、東京湾に面した谷あいの地に造りあげた53,000坪の日本庭園。明治39年(1906年)に一般に公開された外苑と、三渓が私庭としていた内苑の2つの庭園からなり、京都や鎌倉から集められた17棟と歴史的建造物が移築されています。平成19年に国の名勝に指定され、庭園全体も文化財として位置づけられたそうです。

高速道路から三重塔が見えますので、以前から気にはなっていたのですが、訪ねたのは初めてでした。移築された建造物と四季折々の自然の風景が見事に調和し、とても自然に美しく手入れされており、素晴らしい空間でした。夕方ということもありましたが、広大な庭園がほぼ貸し切り状態で、静けさを堪能しました。

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