2015年4月
テラコッタネックレス
本格的にゴールデンウィークに入り、鎌倉路地フェスタも中盤戦に入って参りました。
連日たくさんの方にお会いすることが出来、私も一緒に連休を楽しませていただいている気分です。
今日ご紹介いたしますのは、素朴な繊細さが美しい3連のネックレス。マリ共和国 ジェンネで出土した10世紀のテラコッタビーズのネックレスです。ジェンネ旧市街は泥のモスクを筆頭に全域が泥の建物で出来ており、1988年に世界遺産に登録されていますが、砂漠化の危機が迫っており、100年後には消滅するとも言われています。このようなテラコッタも掘り起こされなければ、乾燥した大地に永遠に飲み込まれてしまうのかもしれません。
¥40,000(43,200)
合わせたのは、Nefer ギャラリーさんの扱っていらっしゃる、上質な素材とデザインに定評のあるエジプト「NAGADA」のリネンワンピース。フロント部分とサイドのポケットはシルク地にカンタ刺繍が施されています。シンプルなリネンに丁寧で楽しい刺繍がポイントとなり、他にない美しいワンピースです。
NAGADAのお洋服ラインは完売となりました。ありがとうございました。
どうぞ初夏の気持ちのよい鎌倉散策におでかけくださいませ。皆さまのお越しをお待ちいたしております。
第10回鎌倉路地フェスタ 始まりました
第10回鎌倉路地フェスタ始まりました。
昨日、今日と、絶好の行楽日和に恵まれ、たくさんの方がスタンプラリーをしながら路地フェスを楽しんで下さっています。
初めてお越しいただく方も、いつもご贔屓くださり、是非初日にとお越しくださった方々もありがとうございました。本当に嬉しいことでございます!路地フェスタ、そして、「Beyulアンティークビーズネックレス展」はまだまだ始まったばかり。5月5日(火・祝)までです。
昨日、今日と、山中あすかさんのブーケは写真を撮る間もなく早々に完売となってしまいました。前回とはまた全く違ったエキゾチックなダリアのブーケでした。また明日新しいブーケが入荷いたしますので、是非楽しみにお越しくださいませ。
18世紀カメルーン産ブラスビーズ・19世紀ヴェネチア産ガラスビーズ・20世紀初ヨーロッパ産レコード盤ビーズ
各34,000(36,720)
カーネリアンネックレス
第10回鎌倉路地フェスタ いよいよ明日からとなりました。
フローラルも「Beyul アンティークネックレス展」に向けて、今日は営業終了後から大幅な模様替えです。Beyulのネックレスを中心に、Blooms山中あすかさんのブーケ、装花、cob.さんのかごバッグたち、PatisserieRさんのフローラルオリジナルクッキーと、日頃からご一緒させていただいている心強い作家さん達が今回もお力を貸してくださいました。いつものフローラルとはちょっと違う盛りだくさんの空間になる予感です。
さて、会期前最後にご紹介いたしますのは、カーネリアン&シルバーのネックレスです。
三角形のカーネリアンは100年~150年前のインド産。細長いカーネリアンは、1000年前の古代玉です。古代からカーネリアンやアゲイトは、護符としてアフリカで珍重されてきました。護符とは、災厄から身を守り,幸福を招くと信じられているお守りのこと。「The History of Beads」によると、1,000年以上も前の古代インドが起源で、西アジアや西アフリカ向けの交易玉であったと言われています。
シルバーとメタルビーズは、モロッコの伝統的なベルベルのもので、アンティークも新しいものも使用しており、シルバーの純度も様々です。
上質で貴重な古代カーネリアンから作られるネックレスは、フローラルでも開店当初からいつくも皆さまにお届けしてまいりました。大変な人気をいただいきましたが、当然数も少なく、今回も1本のみのご用意でございます。ご希望の方はどうぞお早めにお知らせ下さいませ。
カーネリアン&シルバーネックレス
サイズ 長さ約45cm
SOLD OUTとなりました。ありがとうございました。
まもなく新緑の美しい季節を迎える鎌倉にぜひお運び下さいませ。皆さまにお会い出来ますこと、楽しみに致しております。
路地フェスタの公式マップは、各拠点にもご用意しておりますが、鎌倉駅東口の観光案内所にございますので、どうぞご利用下さいませ。
cob.さんのかごバッグ
「Beyulアンティークネックレス展」に合わせて、cob.さんが素敵なかごバッグたちを持って来て下さいました。こちらも一足早く、ご紹介させていただきます。
cob.さんがミャンマーに足を運び、職人さんが一つ一つ丁寧に手作りしているかご。これに、cob.さんならではのセンスで、フランスのヴィンテージの布や、日本の作家さんのパーツなどでカバーが作られ、世界にひとつだけのかごバッグとなります。どれも素敵で、もう既にcob.さんのかごバッグは持っているのにやっぱり欲しくなってしまいます。初めての方はもちろん、2つ目、3つ目の方も、「持ってるでしょ」の外野の一言には耳を塞いでお越しください。だって、カバーが違えば、全然違うバッグだから(^^)。
4月25日(土)~5月5日(火・祝)までです。
こどもの日の紙芝居
フローラルのお隣の、素敵な一軒家アンティークショップ&カフェ「asobo」さん。
白い壁にアンティークの扉、前庭のスペースにはブロカントなアンティークグッズが置かれ、ブランコが設置されていて、お子さん連れのママさん達にも大人気のお店です。店内もアンティークがふんだんに使われたとてもセンスの良い素敵な空間で、のんびりとお買い物やランチ、お茶を楽しむことが出来ます。
私も、友人や家族の来店時に一緒にお茶をしたい時には、お隣ということで、美味しいコーヒーやカフェオレを器ごと持って来ていただいて、フローラルでいただいたりしています(通常テイクアウトは出来ません。お隣だからのわがままです。ごめんなさいm(__)m)↓こんな具合に。この写真はおもたせのシュークリームですが、asoboさんには美味しいスコーンやケーキがありますよ。
同じように友人知人の来店時、たまーにご近所のお店にランチに出てしまうことがございます。その際には、ドアに携帯の番号を貼っています。必ず走って3分以内にお店に戻れるところにおりますので、どうぞお許し下さい。そして、どうぞお電話くださいませ。とんで戻りますので。かまくら七さんか、ベルグフェルドさんか、Argo 313 Sandwich Cafe さんにいます。どちらも、地元に根付いた美味しいこだわりのお店です。
前置きが長くなりましたが、5月5日(火・祝)路地フェスタ最終日に、路地フェスタのスポンサーさんでもある、asoboさんのこの素敵な前庭で(つまりは、フローラルのお隣で)鎌倉の紙芝居師なっちゃんによる「路地裏紙芝居」が開催されます。こどもの日にぴったりの催し。お子様とご一緒の方も、そうでない方も是非お集まりください!雨天の場合は、三条屋大谷商店さんの店内で開催されます。詳しくは、下記のチラシをご覧ください。
asobo
鎌倉市雪ノ下3-9-5-1
11:00~18:00(17:00LO)
080-4131-1836
定休日は、木金曜日ですが、その他にも臨時休業がありますので、asoboさんのFacebookページか、お電話でご確認ください。
母の日
今年の母の日は、5月10日です。
日頃の感謝の気持ち込めた贈り物。
フローリスト山中あすかさんのブーケと、フローラルの小さな小物をセットにして、ギフトセットをご用意致しました。
慌ただしいゴールデンウィークがやってくる前にどうぞご手配下さい。
詳しくは、こちらをご覧くださいませ。
追記
Blooms by asuka yamanakaさんの母の日のセットにアレンジメントが加わりました。こちらは、ブーケではなく、ポットにオアシスでお花がセットされたアレンジメントとなります。ポットの大きさは、9cm×11.5cmで、ブルーもしくはピンクをお選びいただけます。こちらもどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。こちらは最終お申込みが5月1日金曜日となりますので、どうぞお早めにお申込み下さいませ。
¥2,000(税込・送料別)
ヴェネチアンネックレス
第10回鎌倉路地フェスタまで1週間となりました。
本日も、「Beyulアンティークネックレス展」のネックレスを会期に先がけてご紹介致します。
これからの季節にぴったりの美しいヴェネチアンガラスのネックレス。ヴェネチアンビーズの名工ルイージカッテラン氏の手によるものです。
ルイージカッテラン氏は、イタリア・ムラーノ島で代々ガラスを作り続ける家系に生まれ、1894年に設立された「Società Veneziana per l’Industria delle Conterie」(通称S・V・C(ヴェネチア・コンテリエ産業会社))の最後の最高責任者です。2005年には、イタリア政府から長年のイタリアガラス産業への貢献に対して叙勲を受けています。
かつては交易ビーズとして、金や宝石と交換されるほどの価値を持っていたヴェネチアンガラスですが、第2次大戦後、安価な外国製品が出回ったことにより、ムラーノ島のガラス産業は衰退し、かつての芸術的な職人技を残すことは非常に困難な状況にあるのだそうです。一つのビーズの中に無限の煌きが凝縮されたカッテラン氏の貴重な作品。是非手にとって実際にご覧になって下さいませ。
カッテラン氏について、Beyulさんのblogに詳しい記事がありますので、ご興味のある方は、是非お読みになって下さい。→こちら
ルイージカッテラン作
ヴェネチアンガラスネックレス 各¥14,000(税込15,120)
春の一日
今日は、一日中春のあたたかな日差しがふりそそぐ気持ちの良い一日でした。
朝、出勤しましたら、ちょうど大家さんが植栽にお水やりをしてくださっている最中でした。名前はいつも忘れてしまうけれど春のお花達がとてもキレイです。ついでに窓ガラスにもぜーんぶお水をかけていただいて、私は窓ふき。その後、ベルグフェルドさんの焼きたてのドイツパンまでいただいて、ピカピカであたたかくて気持ちの良い一日になりました。
今夜はいただいたローズマリーの新芽とたっぷり春野菜のグリルにします。
春の妙本寺
不安定な天候が続いていますね。
雨上がりの深い緑が美しい妙本寺です。鎌倉時代には比企能員一族の屋敷であったことからこの辺りは、「比企(ひきが)谷(やつ)」と呼ばれています。
妙本寺は、日蓮聖人を開山に仰ぐ、日蓮宗最古の寺院で、開基は、比企能員の末子で、順徳天皇に仕えた儒学者比企大学三郎能本。比企一族は、源頼朝の乳母をつとめた一族で、娘の若狭局は頼家の子一幡を生むなど、源氏と深い関係がありましたが、建仁3年(1203年)北条一族によって滅ぼされました(比企の乱)。その際、まだ幼く、生き延びたのが比企大学三郎能本でした。鎌倉に戻り一族の弔いの為に屋敷を日蓮聖人に献上したのが妙本寺の始まりです。
先日お客様とお話していましたら、「海棠が美しい春の妙本寺が鎌倉のお寺のなかでも一番好きかな」とのこと。
『花海棠(はなかいどう)』 別名『海棠(かいどう)』
以前にも春の妙本寺には参拝した記憶はありますが、本当に草花に疎い私は、遅咲きの桜と区別がついておりませんでした!海棠は、ソメイヨシノが散るころに可憐な薄~濃いピンクの花をたくさんつける中国原産のりんごの仲間のバラ科の落葉樹なのだそうです。
あれあれ困った人だねとばかりに、「海棠」や「シャガ」がちょうど見頃なこと、それからそれから、長谷川泰子に去られた中原中也と小林秀雄が和解したのは、この妙本寺の満開の海棠の前であったことなどを話してくださいました。
それは、是非行ってみなければと思いつつもタイミングを逃しており、もう海棠には間に合わないかと思っていましたが、久々に太陽がのぞいた今朝、行ってまいりました。自然の美しさを残した広大な緑を抜け、二天門の先に日蓮宗最古にして鎌倉最大級の木造建築を誇る祖師堂が圧倒的な美しさで現れます。そして、その前で可憐な花をつける海棠と八重桜。他に参拝客もまだなく、小川のせせらぎと境内をお掃除する方の竹箒の音だけが聞こえる清々しい時間でした。
海棠・満開は過ぎていますが、まだ楽しむことが出来ます。白いシャガが見頃です。
引きの写真の撮れないカメラを間違って持って行ってしまい、近すぎて何だか良く見えない写真ばかりで恐縮ですが、可憐な海棠の向こうにどっしりと構える祖師堂の存在感と木造の造作美は息を呑む美しさです。
プンテックビーズ
4月25日~5月5日「Beyul・アンティークビーズネックレス展」の作品のご紹介です。
プンテック(Pumtek)
初めて耳にする方も多いのではないでしょうか?私もそうでした。光沢があり、磨きこんだ木のようでもあり、貝のよに見えなくもなく、アフリカの模様のような気もするし、チベットのジービーズ(天珠)のようでもあり。
実はこれは、太古の化石化した椰子から作られているのです。
私の拙い説明よりも、Beyulさんに詳しく解説してもらいましたので、以下をお読み下さいませ。
『Pumtekは(プンテック/木珠)、ビルマの秘境チン州及びインド側ミゾラム州で、 凡そ2000年前から代々伝世されてきたチン族の宝珠です。 チン族の言語で「buried thunderbolt」(埋もれた雷、土中の雷光、秘められた力etc) の意味があり、チン族が最も価値を置いた、極めて高価な財産です。 その価値故プンテックを手放す人は滅多に居なかったそうですが、銃器や奴隷、家畜、 貧窮に際した時に必要物資といつでも交換が可能であったとの事です。 プンテックは、その社会内での富とステータスを表し、身に着けるものには加護や治癒力が 与えられるとも信じられてきました。 崖から転落したバスの生存者がプンテックを身に着けていた、といった、まことしやかな噂話は、 本当かどうかはさておき、この世界に身を置いていると横のつながりから耳に入ってくる事が あります。 一見軽い木のように見えるかもしれませんが、太古の化石化(オパール化)した 椰子(又はその他の樹)で作られており、瑪瑙のように硬いです。 この土中から掘り起こさられる、化石はチン州やナガ州で広く見つかるビルマ固有のもので、 それぞれに名称と意味があるデザインがエッチングされています。』
こちらは、現在もチン族の伝わる製法によって作られたプンテックと18~19世紀のチン族のベルを、Beyulが古い資料を元に、伝統的なスタイルで組んだものです。麻などのナチュラルなワンピースにも、黒や白のスタイリッシュなシャツスタイルに合わせていただいても素敵です。Beyulの作品はどれもそうですが、他では手に入らないご自分だけのスタイルを大切になさる方に自信を持っておすすめさせていただきます。
ビルマ・チン族 プンテックビーズとアンティークベルのネックレス
2連になっており、長いほうで約60cmです
¥45,000(税別)
カラー
グレーの空が広がり、花冷えの続く鎌倉です。賑やかな春がやってくる前の束の間の静かな時間のようで、これはこれで好きな気候です。
そんな中、素敵なお客様がプレゼントをお持ちくださいました。
シンプルな白とグリーンが美しいカラーの花束。筆で描いたようですね。
花器としても便利にお使いいただけるガラスのピッチャーにいけてみました。花器はお花が入るとやはりその魅力が倍増します。
佇まいの美しいスツールは、1920年頃のもの。長い時間を経て美しい色に変わっていった様が見て取れます。花台としても、本などを重ねてディスプレイ台としても、もちろん実用の椅子としても十分にお使いいただけます。
ガラスピッチャー H21cm φ9cm HOLD
スツール
c1920
H50cm 座面33cm×27cm
¥23,000(税別)
送料は、別途ご連絡させていただきます。
ヒマラヤ象嵌ビーズ
4月25日~5月5日 Beyul アンティークネックレス展 でご覧いただくネックレスをいち早くご紹介してまいります。
本日ご紹介いたしますのは、『現代ヒマラヤ象嵌ビーズ・クリスタル・チベット産トルコ石のネックレス』です。象嵌ビーズが圧倒的な存在感を放ちながらも、間に入るトルコ石とクリスタルが美しく、神秘的で女性らしい透明感も与えてくれます。
長さ約50cm
¥45,000(税別)