FLORAL DIARY

2015年3月

ゴールデンウィーク

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まだ少し先ですが、ゴールデンウィークの企画のお知らせです。

フローラルは、今年も鎌倉路地フェスタに参加させていただきます。路地フェスタは、カジュアートスペースさんを中心に、鎌倉駅から二階堂エリアの鎌倉の路地の魅力をアートで繋ぎ、その魅力を再発見するイベントです。

今回フローラルでは、「アンティークネックレス展」を開催いたします。イギリスを拠点に活動する、アンティークビーズの収集家・研究家であり、アンティークビーズを使ったネックレスなどの作家である『Beyul』の作品の展示販売をいたします。歴史的にも貴重なビーズの数々だけでなく、これからの季節にぴったりのカジュアルなヴェネチアングラスのネックレスなどもございます。

ゴールデンウィークのご予定にいれていただけたら幸いです。

詳しくは、また順次ご紹介してまいります。

 

 

アニョーパスカル・復活祭のお菓子

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Patisserie Rの田中玲子さんが持って来て下さったL’agneau pascal(アニョーパスカル)。私にとっては初めて見るお菓子でした。なんて素朴で可愛らしいのでしょうか!

フランス語で、Agneau(アニョー)は羊、Pascal(パスカル)は復活祭のという意味で、フランス・アルザス地方のイースターのお菓子なのだそうです。イースターと言えば、チョコレートのイースターエッグやイースターバニーばかりを想像してしまいますが、国によって多種多様なお菓子やパンや料理があるのだそうですね。

カトリックで、イエス・キリストが3日目に復活したことを祝う行事、イースターですが、英語のイースター(Easter)はゲルマンの「春の女神(Estera)」に由来しています。ギリシャ語のパスハ、フランス語のパスク(パック)はヘブル語の「パスカ(過ぎ越しの祭り)」に由来すると考えられています。旧約の時代、エジプト人の奴隷であったユダヤ人の先祖が,モーセに率いられてエジプトを脱出したとき,神はエジプト中の初子(ういご)を殺したが,小羊の血を戸口に塗ったヘブライ人(ユダヤ人)の家だけは過ぎ越したという故事に由来し、神の仔羊であるキリストの死は、過ぎ越しの祭りにおける小羊の生贄を完全に実現したものであるとして、仔羊は特別なものであるのです。ユダヤ教の「過ぎ越しの祭り」で生贄として子羊を食べていた習慣に由来し、イースターに仔羊料理を食べる習慣は、広く西欧諸国にも定着しているのだそうです。

アルザス地方では、この地方特産の陶器の型で焼かれ、粉砂糖をふられて、リボンをつけた何とも素朴で可愛らしいお菓子・L’agneau pascalがお菓子屋さんやパン屋さんの店頭にずらりと並ぶのだそうです。

イースターは、毎年日付が変わる移動祝日で、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められており、今年は、4月5日ということになります。宗教的に大切なお祝いの行事であるのと同時に、厳しい寒さに耐えた冬が終わり、草木が芽吹き、春がやって来ることへの喜びと、命を慈しみ感謝を捧げる行事でもあるのではないでしょうか。日本でもちょうどお花見の時期となり、春の到来を喜ぶ日と重なります。

今回フローラルでは、このPatisserie RさんのL’agneau pascalをご予約にて販売致します。

伝統に則り、アルザスの陶器の型で焼かれるこのお菓子は、一日に2台しか焼いていただくことが出来ません。そして、シュトーレンなどの長期保存が可能なお菓子と違い、一番美味しいのは焼いたその日から2日後ぐらいまでとのこと。ご予約をいただき、フローラルに取りにお越しいただけるのが、一番ですが、ご配送の場合には到着日時をご指定いただきまして、到着日か翌日のうちにお召しあがりいただければ幸いです。

Patisserie Rさんのブログには、型のお話や作り方など、興味深く楽しいの記事がありますので、そちらもどうぞご覧くださいませ。

アニョーパスカル(長さ約17cm 高さ約14cm)

原材料 卵 小麦粉 砂糖 バター

¥1,800(税込・送料別)

ご配送の場合、送料は一律600円となりますが、フローラルのその他のお買いものとの合計が5,000円以上の場合は無料とさせていただきます。

0467-91-5181 (11:00~17:00 火曜定休 TEL &FAX )

もしくは、info@floral-antiques.jp までメールでご連絡くださいませ。

追記

4月5日配送到着分まで、完売となりました。4月5日店頭お受け取りは残1ございます。また、イースターを過ぎてもよろしければ、ご注文をお受けしておりますので、どうぞお問い合わせくださいませ。

 

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アイロン

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アンティークやヴィンテージも使ってこそ。と思っておりますが、従来の使い方ではなく、お見立て使いをすることも多く、それもまた楽しいアンティークの使い方だと思います。例えば、FLORALでもよくご紹介するマーマレードジャーなどの陶器の容器をペン立てやキッチンツール立てにしたり、ピッチャーやガラスの様々な道具を花器にしたり。

とても人気のあるものの中に、鉄のアイロンがあります。何とも可愛らしい小振りのフォルムですが、どっしりとした重量感で、ブックエンドやドアストッパーとしてとても便利にお使いいただけます。特にブックエンドは、必需品なのに、素敵なデザインって中々ありませんよね。本棚にはぎっしり本が詰まっているので、特にブックエンドは必要ないかもしれませんが、デスクの上とか、ダイニングの食器棚のすぐ取れるところに、今読んでいる本や、すぐ見たい資料をちょっとだけ置いておきたい場合、食器棚ですから、隣はもちろん食器。バタン、ガシャーンはもちろん困るわけですが、アイロンの重さがあればそんな心配もいりません。デザイン的にも素敵で言うことなしです。

そんな中、アイロンはアイロンとして使いますとおっしゃる方に出逢いました。もちろん新しい電気のアイロンも持っているけれども、ゆっくり出来る気分の時には、暖炉の上に置いておいて、適当な温度になったら使っていらっしゃるのだとか。本来の使い方です。これには脱帽でした。素敵な生活です。炎で加熱して使う鋳鉄製のものは、17世紀には既にあったと言われています。日本でも江戸中期には金属製の容器に炭火をいれて使った炭火アイロンがあったということですから、1882年にHenry Seely が電気アイロンの特許を取得するだいぶ前からアイロンというものは使われていたことになります。手間と時間をかけて服やテーブルクロスのシワを丁寧に伸ばすという生活を想像すると大変だったでしょうけれども美しい暮らし方だなと思います。

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SALTER社製アイロン

SALTER社は、1760年、Richard Salterにより設立。バネを利用した天秤を主に様々なはかりを製造していました。1825年にRichardの甥が事業を継ぐと事業を拡大し、アイロンやコインを入れて動かす機械、体重計、英国初のタイプライターなどを世に送り出します。現在でも事業は創業者一族により同じ地で継続され、はかりでは40%の国内シェアを誇っています。

14cm×9.3cm

¥8,000(税別)

 

 

 

すみれのセット

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可憐なすみれ。たくさんあるフローラルモチーフの中でもとても好きなモチーフです。

すみれモチーフというと、フランスのものが多いように思いますが、こちらはイギリスHarleigh製のケーキ・サンドイッチプレートセットです。大きなお皿1枚に小さな銘々皿は6枚揃っています。縁の金彩や色調も控えめですので、お菓子やサンドイッチを引き立ててくれます。お皿の形も凝っています。

一枚ずつ違うお皿で楽しむのも良いですが、セットもやはり素敵ですね。

 

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¥9,000(税別)7枚セット

大きなプレート 21.5×23cm

小さなプレート 15cm×15.5cm

鎌倉はなし会・柳家小三治師匠

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本日19:00より逗子なぎさホールにて開催される「第26回鎌倉はなし会」は、柳家小三治師匠独演会。幸運にも1月の三三師匠の鎌倉はなし会終了後に、今日の前売り券を並んで購入することが出来ました。そんな訳で今日は営業中だというのに何だかソワソワして時間ばかり気になっています。

立ち見も出来る寄席と違い、関東近郊の大きなホールで開催される小三治師匠の独演会のチケットを手に入れるのは至難の技。10時のチケット発売と同時に売り切れてしまうことがほとんどですし、抽選の場合もありますが、6回に1回も当たればいいほうでしょうか。落語は初心者の私ですが、なぜチケット購入事情には通じているかと言うと、随分と昔から小三治師匠の「追っかけ」を自称する母のチケットのネット購入担当だから。

ですから、三三師匠の噺の後にその余韻に浸りながら列に並んで小三治師匠のチケットを購入出来るなんて、とっても幸せな事だった訳です。パソコンでカチカチ一生懸命クリックしたり、抽選に一喜一憂するよりアナログな感じがいいですよね。

行列と言えば、イギリスでいつも驚くこと、それは、誰も長蛇の列に待たされても誰も文句を言わないということ。日本人の方が辛抱強いようなイメージがありますが、どうもそんなことはないような気がします。レンタカーを借りる時、係員がおしゃべりをしていて全然列が進まなくても、レストランでの注文からお料理が出てくるまでに2時間かかっても、不快さを顔に出すこともなく、皆一様にじっと黙って待っている。予約をしていないレストランでは、案内されるのをおしゃべりしながらじっと待っている。あとどれくらい?なんて聞くこともなく。国民性なのでしょうか。私も、それが欲しければ並べばいいし、並びたくない、あるいはその時間がない時は諦めればいいと思う方なので、駅員さんや店員さんに声を荒らげている人を見ると、嫌な思いになります。なぜこんな話になったかと言うと、いたのですよ、このチケットの行列の時にも。その方達の言い分はある意味正論だったけど、だったら、一般発売まで待ってネットで買えばいいのに。と大多数の列に静かに並ぶ人は思っておりましたよ。

あ、そんなことはどうでもよかった。あと数時間。とても楽しみです。

 

鎌倉の桜

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昨日は、春を通り越して、初夏のような日差しでしたね。鎌倉も東京も染井吉野より早咲きの桜は満開でした。写真は、昨日の夕暮れの鶴ヶ岡八幡宮の様子です。彼岸桜でしょうか。

しばらく前に見た2015年の開花予想は、横浜で3月26日。満開までが約1週間ですから、4月2日頃が満開予想。今日見た予報ですと、開花予想が22日で満開予報は31日!随分早くなりました。

鶴岡八幡宮八幡宮から鎌倉宮の間に位置する、通称「桜道」は、鎌倉でも有数の桜の名所であり、フローラルはそのすぐ裏手に位置しています。ところが、どうしても外せない所用と合わせてうっかり予定した休暇で、フローラルは3月29日~4月1日までお休みをいただくことに…。何とか満開の桜には間に合うかと思っておりましたが、このぶんだと、ちょうど満開の桜にあたってしまいそう。あー反省。満開は逃してしまうかもしれませんが、満開前後の美しい桜道の桜を見にどうぞみなさまいらしてくださいませ。

4月4日、5日は、お花見で我が家 集合の予定。どうかそれまで美しい桜がもってくれますように。

下の写真は、昨日の都内の公園です。満開の大寒桜のピンクと美しい空のブルーに心が華やぎました。

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OPEN

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ホワイトデーフェア

今日もお菓子とブーケたくさんで元気にOPENしております。

少しまだ風はありますが、気持ちの良い晴天の鎌倉です。みなさまのお越しをお待ちいたしております。

ホワイトデーフェア

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昨日は、強風吹き荒れる中お越しくださいましたみなさまにはありがとうございました。看板も何度か飛ばされてしまい、春の嵐でした。

今回フローラルでは、ジャムディシュやボンボンディッシュ、小さなトレイなど、シルバーのお品を新しくお出ししています。

ティーストレイナーやソースボートなどもございます。

お菓子やブーケとご一緒にご覧いただければ幸いです。

会期は、14日土曜日までです。みなさまのお越しをお待ちいたしております。

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ホワイトデーフェア始まりました

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ホワイトデーフェア始まりました。

バタバタとしており、写真は雑ですが、今回も美味しいお菓子、美しいブーケに感激のスタートです。

お菓子は、バラのケーキ、イチゴのダックワース、レーズンサンド、チェリーサンド、ハートのジャムクッキー、お花のジャムクッキー、生姜のパウンド、フロランタン、エンジェルクッキー、可愛いベア(!)のクッキー、いちごのサクサク、パート・ド・フリュイ、キャラメル、スノーボウル…。たくさんです!

 

山中あすかさんのブーケ

今回は、春の愛らしさでいっぱいです。

オープンハートローズ、ラナンキュラス、グリーンベルのブーケ ¥1,500

ラナンキュラス、スイトピー、グリーンベルのブーケ ¥1,200

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店内では、ガラスのたくさんの一輪挿しにお花をいけていただきました。

やはり、花器はお花がはいると、キラキラと輝きますね。

 

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ギフト包装、ご配送も承ります。

紙のお箱に加え、こんな可愛らしい缶が入荷いたしました。ヴィンテージではなく現行品ですが、クッキーやさんとお菓子やさんの形の缶で、屋根の部分が蓋になっています。クッキーやパウンドケーキが5~6個ぴったり収まります。

 

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缶 ¥430

ペーパーボックス 大 ¥150 小 ¥120

 

ホワイトデーフェア

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3.11~3.14 ホワイトデーフェアを開催致します。

今回もPatisserieRさんとフローリスト山中あすかさんとご一緒させていただきます。美味しいお菓子と、春満開のブーケ。先日PatisserieRさんの工房にちょっとお邪魔して参りましたら、食べてしまうのがもったいないようなとっても可愛らしいサンプルがいくつもありドキドキワクワクでした。これからお菓子とブーケを受け取りに行って参ります。

写真は、三浦海岸の河津桜です。すっかり春ですね。河津桜はいつも伊豆・河津町に見に行っていましたが、三浦にもこんな素晴らしい河津桜並木があるのですね。三浦海岸駅前から小松ヶ池周辺まで、まさしく満開の河津桜と菜の花を見ることが出来ました。目に入るのは桜のピンクと菜の花の黄色だけ。そして菜の花の柔らかいいい香りだけがずっと漂っていて、自然と心にも穏やかな気持が広がりました。鎌倉も梅や早咲きの桜があちこちで見られるようになりました。春の散策にぜひお出かけくださいませ。

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灯り

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大仏殿高徳院境内で行われた東日本大震災復興祈願「万灯会」に行って参りました。浄土宗・真言宗・臨済宗・日蓮宗の僧侶の方々が宗派を越えて法要を執う会で、震災の翌年から行われています。明日11日を前に心静かに祈り、お話を伺い、その後にはお焼香もさせていただきました。

長谷寺から高徳院までの行道

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マスタードボトル

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お花のアレンジメント教室から約1周間経った今日でも、まだまだとてもキレイな状態を保っているお花たちですが、ヒヤシンスの一本だけが、茎が折れてしまいましたので、茎を短く切って、マスタードボトルにいれてみました。相変わらず、とってもいい香りです。

どっしりとした小さな陶器のマスタードボトル。マーマレードジャーやクリームボトル、ヴァイロールボトルなどと共に独特の味わいでコレクターも多く、アンティーク雑貨との出逢いは陶器のボトルだったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

丈夫なガラス容器が普及する前の時代は、ゴミの収集システムなども整っておらず、使い終わった容器は一般家庭では庭に穴を掘って捨てるのが通常でした。1970年代になり、これらの日常に使われていたものにも美しさや価値を見出し、これらが新しいアンティーク雑貨の分野として紹介されたことから人気となり、数十年~100年の時を経て堀りおこされることとなるのです。現役を退いた今でも、私にたくさんのことを教えて下さるMrs. Ann Lingardはその第一人者です。

Taylor社は、1830年、イギリス南西部のバッキンガム州Newport PagnelにWilliam Taylorによって設立されました。当初は小さな薬局でしたが、程なくして薬局の傍ら炭酸水などの飲料ビジネスを展開し、成功を収めます。さらなる事業展開を考えていたWilliamは、当時ウィリアムⅣ世の食卓にも上り、イギリス海軍の船内で流行していたマスタードに商機を見出し、研究、製造を開始。この時のレシピは現在でも使用され販売されています。スパイスの強い味は、当時の船内での単調で新鮮とは言えない肉の香辛料としては最高のものだったに違いありませんね。

この陶器のボトルは、1940年まで100年以上製造が続けられました。1940年にアンバーガラスの容器となりますが、これは現在でもほぼ変わらぬ形で製造販売されています。大手スーパーなどでは扱っておらず、製造数も少なく、限られた場所でしか買うことが出来ないそうで、どんな味なのかとても興味がわいてきました。とここで、もしやと思い検索してみましたよ。はい、Amazon ukで購入可能でした。恐るべし。もはや買えないものはないのかもしれません。ただし、イギリス国内のみの発送のようで、しかも10個1セットだそうなので、私は購入出来ませんでしたが。

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現在のTaylor’s Mustard

 

 

味わいのあるどっしりとした陶器のボトル。小さめサイズの花器として、ペン立てとして、カトラリー立てとして便利にお使いいただけます。

H8.5cm W6cm 口の広さ3.3cm

¥4,000(税別)

以前ご紹介したコールドクリームの容器の記事はこちら

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