FLORAL DIARY

2013年12月

ありがとうございました そして、Winter Sale

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今年も残すところあと数日となりました。

今年は、皆々さまのお力添えにより、FLORALを鎌倉に移転オープンをすることが出来ました。

こうして、新しい年を無事に迎えることが出来ますことを、心よりお礼申し上げます。

近くで変わらぬサポートをしてくださる方々、懐かしい再会、そしてたくさんの新しい出会いもいただきました。

来年もご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

12月30日(月)より1月3日(金)まで年末年始のお休みをいただき、1月4日より通常営業をいたします。

同時に、たくさんの感謝を込めて、Winter Saleを開催いたします。

委託のお品を除きまして、全品20パーセントオフ。

1月半ばにはイギリスより荷物が届きますので、その前の感謝セールです。

鎌倉初詣のおついでに、是非お立ち寄りくださいませ。

本日は、15時にて営業を終了いたします。

どうぞ皆さまよいお年をお迎えくださいませ。

美しい冬のガラス

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ジャグ・ソルト入れ・花器・レモン絞り・セロリベース・ソースディッシュ・ジャムポット

夏の光に輝くガラスも綺麗ですが

淡い冬の日差しを受けて美しいガラスたちです

1800年代後半の型押ガラスの発明、普及により、ガラス類は庶民の生活にも急激に取り入れられるようになりました。様々な用途のガラスウェアを生活に取り入れて楽しんだことが想像出来ます。

どれも厚手でどっしりとして成型の際の継ぎ目などもありますので、今の技術から言えば2級品ということになるのかもしれませんが、何とも不思議なあたたかみがあるのが魅力です。厚い分丈夫ですので、おっちょこちょいさんにも安心です。

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各¥2100~¥5250

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チェコのヴィンテージビーズネックレス
一連¥6,300

Chintz(チンツ)柄

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総花柄というのは、お好みの分かれるものだと思います。私も現代の物の色味やパターンはちょっと・・・なのですが、可愛らしい食器類やファブリックから、重厚なウィリアム・モリスのパターンまで、古いChintzというものにとても魅力を感じます。

イギリスのChintz柄は、小花が全体に散りばめられたデザインのことを差し、食器においても、インテリアデザイン、ファッションにおいても非常に人気の高いものです。Chintzとは、更紗のことで、更紗には、インド更紗、エジプト更紗、ジャワ更紗など様々な種類がありますが、この場合は、大航海時代以降にヨーロッパに大量にもたらされたインド更紗が、壁紙、インテリアファブリックなどに取り入れられたことから、インド更紗に由来すると思われます。

先日、ご紹介したGrimwade’s社製の「Quick-Cooker Bowl」。Grimwade社はその後Royal Wintonとなり、Grimwadeによる数々の転写技術の発明によってChintz柄で名を馳せることとなったと書きましたが、その後のChintz柄のボウルがこちらです。もちろん手描きの美しさとは違いますが、1940年代の趣きのあるプリントというのも日常使いのものとしてとても温かみのあるものだと思うのです。

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FLORALで扱わせていただいている、Neferギャラリーさんのインドのブロックプリントのバッグも、伝統的な手法のものづくりに理想を見出したモリスもルーツを辿ると同じところに行き着くというのはとても興味深いことでした。

Have a Merry Christmas

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暖かなクリスマスの一日をお過ごしください

Quick-Cooker Bowl

 

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クリスマス前の3連休。

クリスマスディナーに向けての準備をなさっている方もいらっしゃることと思います。

そこで今日は、Grimwade’s社製の「Quick-Cooker Bowl」をご紹介いたします。

こちらをお使いいただけば、いつものあなたのプディングやお肉料理がパサパサになることなく、しっとり仕上がります。この素晴らしい我が社の製品は、1911年、特許の金賞を受賞いたしました。しかも、奥様、使い方がわからなくなる心配はございません。なぜなら使い方は全て容器に描いてあるからでございます。

と、言うセールスマンの声が聞こえてきそうなこの陶器の容器、蓋の上には、この容器の使い方が、そして裏側には、他のGrimwade製品の広告が書いてあるのです。何とも斬新ですよね。広告を商品に同封しようと思う会社はあるでしょうけれども。それを全てプリントしてしまうなんて。

これは、イギリスの伝統的なお菓子のプディングや肉料理などの蒸し料理を調理するアイデア容器で、真ん中に通気穴があり、そこから水分が外に出るため、素材に水滴が落ちないというものなのです。日本でも茶碗蒸しなどを蒸す時には蒸篭に入れ、上に布巾をかぶせて水滴が落ちないようにしながら調理しますが、これには「no pudding cloth required」とあります。「布巾要らず」ということですね。

世界中にコレクターがおり、とても珍しいものなのですが、ボウル中に文字と絵が描いてあるという可愛らしさと珍しさに釘付けになりました。

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蓋の上

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説明によると、矢印の下まで中身を入れる。ガイドに従って紐で容器を縛り調理するとあります。

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蓋の裏側

ミルクが飛び散らない工夫。鍋の下だけ熱くなるのを防止する工夫。などアイデア商品を色々作っていたようです。

Grimwade社は1885年、Leonard Lumsden Grimwadeによって設立。1929年の官報掲載によりRoyal Wintonの商号となります。Royal Wintonと言えば、全面花柄のチンツ柄で有名で、それは現在までも続いていますが、Grimwadeは、数々の革新的な転写技術を発明したことでも知られています。その技術の前身を見るようなで興味深く、その可愛らしさだけでない背景に思いを馳せると愛着が湧いてきます。

c1910 ¥52500

 

 

きゃっ 焼き芋!

 

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ほっくほっく、あつあつの焼き芋!

冷たい雨がしとしとと降り続き、お客様も少なくて、お腹もすいてきて、でもダイエットもしなくちゃならないしと、ポーっとしていたところ、お店のご近所でいつもお世話になっている八百屋さん、八百義さんのおかあさんが、焼きたての焼き芋を持ってきて下さいました。八百義さんの前には昔ながらの焼き芋焼き器があって、評判の焼き芋なのです。

5秒で一枚だけ写真を撮って、すぐにあつあつをいただきましたよ。

ねっとりとしてほくほくで甘くて本当に美味しくて、一気に一本いただいてしまいまいました。

親しい人は「え?ホント?」と思うかもしれません。そう、私は昔からお芋類が少々苦手。でも最近はスイートポテトや栗きんとんやモンブランは美味しいなぁと思うようになっていたのですが、お砂糖もクリームも何も入っていない本当のお芋の美味しさを知りました。

口のなかでもっさり、もごもごするような感じが苦手だったのかもしれません。口の中の水分が吸い取られるような感じが全くなく、とっても美味しかったです

八百義さん、そして、お隣の大丸牛肉店さんは、近隣の方が皆さんお買い物をされる地元の方達に長年愛されているお店。朝から夜までずっとお忙しくされているのに、いつもいつも優しくて、商売ってこういう風にしなくてはいけないんだなと、異業種ながら目標の女性でもあるのです。お店をこの地に開けさせていただいてから3ヶ月。近隣の諸先輩方には本当に優しくしていただき感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。

最後に、

これを書いている間に、残りの1本の半分も食べてしまったことと、集荷に来てくれたヤマトさんにそれを見られたことは一応告白しておきます・・・。

 

COLD CREAM OF ROSES

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この美しい陶器の蓋付容器は、Pot Lidと呼ばれているもので、その名の通り、ポットと蓋の容器のことです。

「COLD CREAM OF ROSES」はお化粧クリームで、蓋の中心には販売主である「Army and Navy Co-operative Society」の文字と絵柄、その周りを美しい文字とバラの花の文様が囲っています。

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ガラスや現在のようにプラスチックのなかった時代、ほとんどの食品、日用品を入れる容器は陶器でした。同じような形態のもので、歯磨きペースト入れやアンチョビ入れ、キャビア入れもありますが、一様に蓋の模様が優雅で凝っており、これらの品が当時高級品で裕福な人たちしか使えなかったということがわかります。

現在のようにごみの収集システムもなかった時代。これらの容器類は使った後は庭や畑の隅に穴を掘って捨てられていました。1970年代にそれらが大量に掘り起こされて、そのデザイン性に価値が見いだされ、ガラスの薬品ビンや陶器のマーマレードジャー、クリームボトルなどと共にコレクターに大変人気となりました。マーマレードジャーやガラス瓶は数も大量にあり、とても丈夫でもありますので、ペン立てにしたり、キッチンツール立てにしたり、素敵にお使いの方も多いと思います。しかし、このような蓋付容器は当時から高級品でもあり、デザインも凝ったものが多いので、蒐集家も多い為、とても希少です。

大切なアクセサリー入れとしてお使いいただいたり、眺めるだけでとても幸せな気分になります。和骨董がお好きな方が蕎麦猪口や豆皿を収集するような感覚でしょうか。美しい絵柄とクリーム色の優しい肌色の陶器を見るとどうしても集めて並べたくなってしまいます。

 

「Army and Navy Co-operative Society」について少し

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直訳すると陸海軍協同組合ということになりますが、この「Army and Navy Co-operative Societyは、産業革命後の労働者による労働組合的な協同組合とは一線を画した共同購買会と言えるもので、その後のハロッズなどのデパートの発展に大きな影響を与えたと言われています。

元々は安価で安定した食料品を共同購入するために陸海軍の士官が1871年に作った組織で、利用できるのは、士官とその家族、または未亡人に限られていました。徐々に取り扱い品目を拡大し、1872年にはロンドン市内に店舗を構え、その後、海外や植民地にも拡大し、5万人もの会員を抱える大組織となります。ハロッズでは顧客の流失を防ぐ為、「共同組織的価格」と広告にうたったほどでした。

この組織は後に「Army and Navy Store」となり、1976年に大型デパートである「House of Fraser」に吸収されています。

初期の協同組合においては商業的な広告は無駄な消費を促す詐欺的な要素があるという認識がありましたので、このように団体名をパッケージに入れたイメージ広告戦略がとられたのは画期的なことでした。

裕福な士官の妻が心躍らせてこの容器を手に取っていた時、100年も後になって、遥か日本の地にこの容器が行くことになるとは思いもしなかったであろうなどと考えるのも楽しいものです。

SOLD OUTとなりました ありがとうございました。

 

シンプルが美しいネックレス

 

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シンプルな美しさが際立つ貝のネックレス。

最近は、すっかりBeyulのネックレスに魅了され、大振りのアンティークビーズや石の世界に入り込んでおりましたが、FLORALでは、こんな繊細な華奢なネックレスも扱っております。シンプルな美しさがネックラインをキレイに見せてくれます。

¥9,800

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アイリスガラスのネックレス

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チェコのビンテージ・アイリスガラスのネックレス。

透明にふんわりと入ったグリーンやレッドやブルーが可愛らしく、遥か昔のお姫様ごっこを思い出すようなネックレスです。

アイリスの名称は、ギリシャ神話の虹の女神イリス(アイリス)からきています。イリスは虹のように、天上と地上、神と人、神と神を結ぶ天使の羽を持ったメッセンジャー。美しい由来ですね。

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¥16,000

クリスマスの装いにいかがでしょうか

家庭画報

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家庭画報1月号のエディターズレポートに掲載していただきました。

店内の写真もプロの方に素敵に撮っていただき、大変有難いことでした。

1月号。京都「浜作」さんのおせち特集を憧れのため息と共に熟読しました。美しい暮らしが出来るよう頑張らなくては。

現在発売中です。

 

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臨時休業のお知らせ

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明日12月12日(木)

お休みをいただきます

ご迷惑をお掛けいたしますが

宜しくお願い申し上げます

Vintage Christmas Card

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イギリスで見つけた可愛らしいヴィンテージのクリスマスカードです。

色々見ていたら、裾の広がり具合や髪の毛の感じがエジプトのエンジェルさんにちょっと似ていました。

アンティークやヴィンテージのカード専門のお店があるのですが、「動物」「花」「景色」「シーズン」などなどカテゴリー別に分類されたカードがお店中にぎっしり詰っていて、時を忘れて全部見たくなってしまいます。「動物」のカテゴリーでも、犬・猫・馬・羊・・・と更に分かれています。

湿度の関係もあるのでしょうか。よくこんなにたくさんのカードや紙類がきれいに残っているなといつも感心します。

額装して、気分や季節によって中身を替えれば、手軽な模様替えが出来ますのでおすすめです。

 

 

 

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